一気に決まりました。Showtimeが37年続いたボクシングから撤退するそうでPBCの一部放映がアマプラに流れるそうですが、日本人的にはいい事かもしれません。日本のTVも変わって欲しい、変わらなきゃダメですね。もうTVいりません。ちょっと当たるとバラエティ番組。バラエティって何?求めてないです、不要です。
数が多いので追うのが大変ですが、素晴らしい組み合わせとそうでないのがあります。
寺地拳四朗VSカルロス・カニサレス
定期的に試合をするのは好感が持てる寺地ですが、やり残しは王座統一戦だけ。対抗王者のジョナサン・ゴンザレスが病気だなんだで試合をキャンセルばかりしており、やっても結果は見えているのでもう階級アップを視野に入れてよいのではないか、モチベーションの維持がなかなか大変だろう。相手のカルロス・カニサレスは元王者で粘り強いが試合枯れが目立ち、コンディションが未知数の選手。中国の呂斌や木村に勝った地力があるが、安定型とはいえない。寺地勝利だろう。
寺地拳四朗は第二の井上尚弥といいたくなるほどエキサイティングで圧倒的な試合をしてくれるがLフライというのが焼け野原な感じで熱くなれません。軽すぎる。もうLフライはいいのではないかな。
那須川天心VSルイス・ロブレス
相手は世界ランカーとのことだがこのどっちか、白と金のトランクスの方かな
才能は素晴らしいとおもう那須川だが、いつもキャッチウェイトで下の階級の選手を選ぶあたり、まだ慎重路線なのだろう。よく見つけてきたなという選手。同門の村田昴の方がマッチメイクが強気。
アルテム・ダラキアンVSユーリ阿久井政悟
2月ではなく1月に組み込まれてよかった。
安定王者のダラキアンなのでノックアウトしないと王座を奪取できないだろう。しかしノックアウトできる拳を阿久井は持っている。王者のレベルが高いので楽しみ。
アレハンドロ・サンチャゴVS中谷潤人
しれっと発表されたが、よく決まったな、両者すごいなという好カード。これは2階級無敗王者の中谷が3階級目をかけた挑戦者という立場です。しかしサンチャゴは身長159センチとかなり小さなアンコ型。170センチ超えの中谷が巨大にみえるだろう。かなり劣化していたとはいえ、ドネアに勝って戴冠したサンチャゴの初防衛戦であり、かつてはジェルウィン・アンカハスと引き分け、ゲイリー・アントニオ・ラッセルにも勝ちでいい内容を演じた実力者。まるで小型ホルヘ・カストロのごとき重厚で頑丈なファイトをしてくる。インもアウトも上手い中谷にとり前に出てくるサンチャゴは相性がいいとともに、過去一番のプレッシャーを受けることになるだろう。タフネスもパワーも過去一番だろう。これを攻略すればファイター型にも盤石というお墨付きが出る。中谷の相手はみんな距離を潰してプレスをかけることが勝機とおもっているだろうから。
3階級目の挑戦がいきなり王者、夢の世界王者となり最初の防衛戦が評価の高い中谷
よく合意したな。拍手。
田中恒成VSクリスチャン・バカセグア
逆にこっちはなんだかな。中谷が返上した王座の決定戦。井岡や田中は中谷をずっとスルーしていたが出ていったら早速これ。そして中谷が王者のころ、この位置にバカセグアという選手はいなかったとおもう。
調べるとこの紫の選手がそうらしいが、両者ともにロートルファイターみたいで
とても世界ランカーにはみえない。間違いじゃないかな。
中谷も負けちゃった井岡も無理なのでIBFのフェルナンド・マルチネス一択だったがそこもスルーしてこの相手では応援できない。田中の4階級制覇はほぼ約束されたものだろう。
井上拓真VSジェルウィン・アンカハス
大丈夫かなぁ、アンカハスを応援しちゃってる自分がいる。
中谷、武居、天心はどっちかわかんないけど、井岡、エストラーダ、ロマゴン、比嘉、堤、みんなバンタムでやりたいみたいで、井上尚弥が去ったバンタムは強力な王者がいず、新たな草刈り場と化しているが、拓真はそろそろ覚醒できるのか。エマロドに挑戦権を持つ日本人もたしかいたような。
アルテム・ダラキアンVSユーリ阿久井政悟
アレハンドロ・サンチャゴVS中谷潤人
これが注目すべき世界戦です。
もちろん
井上拓真VSジェルウィン・アンカハスや寺地拳四朗VSカルロス・カニサレスも本物ですね。