ボブ・アラムのカウンターパンチ

書いていて、次はこれを書く事になりそうなのはわかっていました。饒舌に言いたい放題でしたが、御大は黙ってはいませんでした。

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ボブ・アラム
「彼(マイキー)は何を言っているんだい?我々のドアは開かれています。どうぞ中へ入ってお話ししましょう。やつは狂ってるんじゃないかい?ボクサーとは言えないね。私が知っている限り、彼は既に別の誰かと戦うそうじゃないですか?

そんな風に他のボクサー(ロマチェンコ)の名前を利用しないで欲しいね。ロマはマイキーと戦わない。プロモーター(私)がそれを許さないと言ったよね。

馬鹿げた話だね。

交渉に来てみなさい、彼が天文学的なファイトマネーを要求しない限り、試合はいつでもやりますよ。ロマは、マイキーのパンツを降ろす(Loma beats the pants off Mikey)でしょう。マイキーはスローなボクサーだと言ってますよ。今ならマイキーは反論できるでしょう。けれどロマVSマイキーには何も障害はありません。ロマはマイキーを最も戦いたい相手の一人にリストアップしています。

マイキー、いつでも連絡をください、ロマとやろうと。我々はいつでもいいですよ。

問題はお金です。マイキーがいくらふっかけてくるかです。それが適正な価格ならいつでも戦います。ロケットサイエンス(天文学的な金額)じゃ、そりゃ無理だけどね。」

それは決してロケットサイエンスではありませんが、時にそれ以上に複雑です。

お金、市場、比較、個性、歴史、エゴ・・・

ロマチェンコVSマイキーはファンが望む戦いであり、価値がある以上、2018年には実現しなければならない試合といえます。2017年はボクシングの当たり年でした。エキサイティングな試合がたくさん生まれました。けれどさらに改善の余地はあります。2018年はさらにいいボクシングの一年になるでしょう。今年以上にライト級~ウェルター級で注目度の高い試合が予想されます。戦いもせず牽制しあう必要もなく、安易な防衛戦でビッグマッチを引き延ばす必要もないほど、意味のある試合が組まれるはずです。

元々、トップランクなマイキーでしたが悔恨は募るばかり・・・

お決まりのトラッシュ・トークですが、個人的には御大の勝ち。
マイキーは金次第なのか逃げているのか?ロマチェンコは大歓迎だとおもいます。

けれど、御大が最も大事にするのはお金なのです。
旬は2018年、その日が来るまで、マイキー、コケるなよ。

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