ゴロフキンVSカネロ2は実現すべきだ、ボクシング最大の試合なのだからとやっぱりこのビッグマッチは実現の方向でしょうか?以前の記事ですが、GGGの相手候補に抜擢されたもののマルティロシャンに推移した彼、サダム・アリの挑戦者に抜擢されました。試合は12日、リナレスVSロマチェンコと同日です。
ハイメ・ムンギア(ジェイミー・ムングイア)
28勝24KO
不完全ガイドでメキシコのホープとして紹介した事があります。順調に全勝で来ています。まだ21歳と若いので、たぶんないとはおもいますが、汚れた印象の拭えないカネロの次を担うメキシコ重量級です。
アマチュア
128勝10敗
身長
182センチ
激戦区のSウェルターですが、サダム・アリだけはまだ未知数なところがありとても興味深いです。亀海が完敗したコットを破るんだからやっぱり本場はすごいですが・・・ムンギア陣営はアリは相手を間違えたと自信を深めています。実際、強そうです。
メキシコのボクシング一家モンティエル家のファン・モンティエルを下したムンギアは今とても勢いに乗っています。
最高の試合がVSモンティエル戦だとすると最低の試合はジョニーナ・バリート戦です。ムンギア
「減量で苦労した。もうウェルター級は卒業だ」ムンギアは多くのメキシカンボクサーとは異なり豊富なアマチュアキャリアを持っています。141ポンドからはじまって国内で金メダルと銅メダルを獲得しました。ロンドン五輪はまだ若すぎて狙えず、あと4年待ってリオ五輪に向かうのを断念しました。
ムンギア
「もうアマチュアを卒業してプロでやっていきたかった。16歳でプロに転向しました。」アントニオ・マルガリート
ホセ・ウズカテギ
カルロス・オカンポらと練習を重ねています。
ムンギア
「インテリジェンスとパンチ力に自信があります。準備は出来ていますが、もっとキャリアを積んで、年齢を重ね成熟する必要があります。」彼の父親は元ヘビー級ボクサーであり、ムンギア自身のトレーナーでした。貧困ではありましたが、家族を守ってくれました。
ムンギア
「カネロが好きじゃありません。いつか戦いたい。ケンカじゃなく(very bad. There’s no bad blood. )スポーツとして。カネロはメキシコでベストファイターですが、メキシカン同士、ベスト同士で戦いたいです。」練習から離れるとガールフレンドとデートしたり、周囲の人をジムに連れて行ったり、自分の試合のチケットを配ったりしているムンギアです。
日本で同じボクサーの先輩王者を嫌いというボクサーはいないとおもうがメキシコは面白いですね。