ハードにとってはイージーな再起戦でしかないが、肉をきらせて骨を断つ激闘型なのでダメージが残りそうな内容が多くコンディションが気になるところだ。初黒星後に転級を考えたり、トレーナーを変えたり色々あっての試合、内容が問われる。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | |
ハード | 9 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 9 | 10 | 10 | 96 |
サンタナ | 10 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 10 | 10 | 9 | 8 | 93 |
小柄でアンダードッグなサンタナを応援する。
1R
サンタナが前に出てハードが下がりながらジャブを打つ慎重な出だし。
ハードはニュースタイルを試している感じ。
有効打はないが、ハード下がりすぎ
サンタナ10-9
2R
相変わらず下がり、守備的なハードだが
脇のしまった状態から鋭いアッパーが効果的。
元々ブロッキングの選手だが、ブロッキングに頼りすぎな面も。
パンチの効果と余裕を感じるのはハードだが、下がるので打っていった
サンタナ10-9
ハードは色々試しながら戦っている。
上手くいけばいいが・・・
3R
ハードに余裕は感じられるが
ポイントをとれるファイトではない。
結局フィジカル頼みの方がいいのか。
ハードが打ち合いに変えてきたが相変わらずパンチを受け止め吸収するいつものスタイル。
コンパクトなアッパーや右が効果的だった。
ハード10-9
4R
ハードは不思議なファイターだ。
フィジカル、体格、馬力自慢だが、下がって相手の攻撃を受け止めてコンパクトに打ち返す。
相打ちが強みのファイターなのだな。圧倒して光る才能だがそこまで圧倒できない。
サンタナのパンチは全部カバーしてるが守っている時間が長く見栄えが悪い。
パンチの効果で
ハード10-9
5R
打たせず、打たれず打つのではなく存分に打たせて打ち返すハード。
一流の相手だと打たれて逃げられるとおもうけど・・・
サンタナは一生懸命打ってるがほぼハードにカバーリングされ
返しのパンチが深く刺さる。
サンタナが懸命に殴っているのだが、返すハードのパンチが重い。
ハード10-9
6R
このスタイルでララにも勝ったのだから突き詰めていった方がいいのかもしれない。
突き詰めるとはもっとプレッシャーをかける、攻撃の厚みを増すことだとおもうが
プレスしていくことはなく受け身、省エネファイト。
サンタナに打たせて逃げながらアッパーを返すだけのようになってきた、
サンタナはサンドバッグのようにハードを打つが全部芯を外されている。
ここもパンチの効果だけで
ハード10-9
7R
ハードはそろそろ決めにいきたい。
ダメージ的には与えているが常に受け身で見栄えが非常に悪い。
ハードのパンチの方が重いが、明らかにサンタナが手数も攻勢も頑張った。
サンタナ10-9
8R
結局いつものハードであり、いつもより元気がないといえる。
ポイントも制圧しているとは言えない。
独特の技を持つが横着でもある。
倒しきらないと危ういファイトスタイルだ。
相変わらずサンタナに思う存分打たせて対処するハード
ほぼカバーリングしているが、ポイントを与えられない。
ハード疲れているのかな
サンタナ10-9
9R
ハードにとっては危うい再起戦となった。
ブランクが長すぎて錆びついたようだ。
そろそろ決めにいかないとズルズルいきそうだ。
デカいのに常に押し負けているというか受け身である。
打ち合いで効果的なパンチを当てるのはハードだが
アグレッシブなのはサンタナ
サンタナは効いて倒れるまで諦めないゾーンに入っただろう。
これだけ打たせてくれれば。
有効打で
ハード10-9
10R
再起戦、テストとしてはハードにはいい経験になったが
ノンタイトルでラストラウンド、大差勝利はないだろう。
テストは失敗という結果が残った。
もっとパワーファイトをしないと強みが生きない。
相手の攻撃を受け止めすぎ。
このラウンドも微妙なものだ。
クリーンヒットでハード
リングジェネラルシップでサンタナ
名前の差でハードかなというところで最後にハードがアッパーで貫録のダウンを奪う。
ハード10-8
97-92
99-90
99-90
そんなに差はなかった。
サンタナが雑魚とはいわないが、ハードの王座奪還は厳しいだろう。
もっと速くてパンチのあるファイターがたくさんいる中で、相手のパンチを受け止めすぎ、強引になんとかねじ伏せる今のスタイルは限界だ。
独特の技術を持ったファイターで好きだが、もっとスタミナ、圧力、怖さが必要だ。