続々と日本人の試合が決まってきました

続々と日本人の試合が決まってきました。
ここで整理と展望を。
まだ、未定の試合含めて。
こうして羅列してみても、やはり長谷川の試合が一番ドキドキ。

山中慎介VSディエゴ・サンティリャン

相手は無敗だが、映像を見る限りたいしたことはない。
変則で放つ大振りなパンチ、特にアッパーに注意すれば大丈夫だろう。
ビッグマッチに向け、ここは山中左でKOか。右も火を噴けばいいんだが。

ファン・カルロス・レベコVS井岡一翔

一番獲得率の高い王者への挑戦。
レベコの老獪さ、キャリアに期待したいが、戦ってきた相手の質は高いとはいえない。井岡は難敵レベルだろう。
接戦になるとおもうが、井岡が戴冠しちゃうかもしれない。
アムナットに何もできなかった井岡がどう戦うか注目。

高山勝成VSファーラン・サックリリン Jr

関心を持ちにくい試合。
五十嵐に健闘したナルバエス弟を井上弟は圧倒し、井上>五十嵐という評価が暗黙。
ファーランにも井上弟は圧勝してるんで、高山は前例にならないようにしたい。
いつもの高山と同じく、前半苦戦するも、後半しつこくアタックし攻略するんだろう。

藤本京太郎VS石田順裕

これも純粋には興味がない。世界に繋がるものではない。
パワーレスの石田はヘビー級でみたくないが、勝たなくてはならない相手。
勝てるだろう。

三浦隆司VSビリー・ディブ

ディブは今まで防衛してきたメキシカンとは違うタイプ。
打ち合い好きだが、アウトボクシングでも遊べる自在さを持つ天才タイプ。
プレッシャーをかけてボディで脚を封印しないとポイントとられるだろう。
パワー差で三浦が勝つとおもうが。

村田諒太VSダグラス・ダミアオ・アタイデ

発言どおりなら村田はガンガンいくのだろう。
また、ガンガンいった方が攻略しやすい相手だとおもう。
懐深く、やりにくさがある相手だが、ヒトロフのように倒して欲しい。

内山高志VSジョムトーン・チュワタナ

金子戦比較で面白い組み合わせだが、世界にアピールするにはここでつまづくわけにはいかない。
内山は試合巧者なのでジョムトーンになんなく対応できるとおもう。
金子戦比較だと微妙だが、この直接対決で両者の差がでる、内山が完勝するとおもう。

田口良一VSクワンタイ・シスモーゼン

ジョムトーンの抱き合わせでタイ人を選んだっぽい。経費がかからないから。
クワンタイって井岡とやったエスパー伊藤似の人かな?ジョー小泉みたいな。
井岡戦はまぁまぁ頑張ったがいきなりボディで終了した印象しかない。
田口はまだ新米王者だとおもうが、スピードも手数もあり、河野よりはるかに伸び白がある。
動きのよさで完勝できるだろう。KOしたいがあまり無理せずに。

ホルヘ・リナレスVSケビン・ミッチェル

せっかく英国で試合なのだから日本人だれか抱き合わせで行けばいいのに。
3階級いずれも決定戦で獲ったリナレスにとり、一番まともな強豪との試合といえる。
ミッチェルはキャリア、技術は申し分ないが、敗戦はすべてKOでリナレス同様打たれ脆い。
敵地だが、スピード、キレなどはリナレスが上だろう。
先に一発食った方が負けそうだが、ライト級のリナレスはかなり慎重なので大丈夫だろう。

粟生VSベルトラン

ベルトランは敗戦多い雑草選手だが、リッキー・バーンズには実質勝利し、テレンス・クロフォードにも判定までいった。
粟生と相性の悪い泥試合に強いボクサーだ。キャリアもベルトランが上。
しかし、所詮王者になれない星の下の選手なので、ここで勝たねば王座は獲れないという意味ではおいしい相手。

長谷川VSガルシア

スター候補とおもうガルシアだが、世界上位ランカーとの試合はなくここがお披露目となるだろう。
調整不良では踏み台にされてしまいそう。
長谷川は恐らく最高のコンディションを作ってくるだろう。
ビリビリしびれる展開で一発で決まる緊張感のある試合となるだろう。
モンティエル戦は負けたが同じような展開で長谷川が先に一発かますと信じる。
ディフェンステクは長谷川の方が上。

岩佐VSハスキンス

どうせなら、リナレスとセットで行って来いという感じ。
普通に勝てるとおもうが、敵地濃厚なので極度に慎重にならず
倒さねば地元判定で負けるくらいの気持ちで倒しきって勝って欲しい。
ハスキンスは面白いスタイルでセンスはあるので見ごたえはある。

亀1VS河野

実現の方向で走ってます。内山の試合に河野がセットされなかったのもこの試合の調整のためでしょう。
亀が勝つためのあらゆる工作が行われる中で河野は伸び伸び戦えるかどうか。
河野に十分勝機はあるとおもうが、とても危ない相手です、実力以外の部分で。

亀3VSジェイミー・マクドネル

山中の相手より立派といわざるをえない、しかしマクドネルの上にパヤノがいることを忘れてはならない。
VSパヤノだったら安心してパヤノといえるがマクドネルは中の上くらいの印象しかない。
マクドネルが本気なら普通に勝つとおもうが、河野同様信頼できるレベルではない。

亀海の試合が今日ですね、ゲレロ戦が評価されてのこの試合だとおもわれ
勝てばとりあえず誰かとの世界戦がセットされそうです。結果より内容が評価されての試合。
相手は強いが手ごろです。

勝てば、亀海はプロボドニコフやアルジェリと同じ権利を得るという意味で重要すぎる試合です。
メイ、パッキャオクラスの大物でさえ、時に軽い試合をはさみます。
サーマン、カーン、ブルック、ブローナーあたりが妥当かもしれませんが。

亀海がその筆頭候補になるかもしれません。

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