リオ、途中、雑感

五輪でやや小休止のプロのリング
それでもウォードが完勝してたり見逃せない。
彼は無冠戦でも世界戦レベルの試合を黙々と勝ち続けてきてるなぁ。
コバレフに勝ってもおかしくはない。

興味はあるものの、時間や情報の錯そうであまり見れないので自分はリフレッシュ休暇してました。
休暇なのに余計に疲れるという顛末でしたが。

ロンドン組もメダリスト以外でもプロで王者になっている五輪のボクシング。
この中から将来のプロ王者が誕生することは間違いないだろう。

日本勢は全て敗退してしまったようですが

成松が勝ったベネズエラ人はリナレス、いやそれ以上の逸材なわけで負けても彼自身のボクシングはトップレベルですね。
日本王者よりは確実に上なのでは?

2回戦のアメリカ人の若手はプロと練習相当やってるだろうなぁ。
それこそロマチェンコあたりと練習していたりして・・・

ヘッドギアがないので、より実戦的で楽しく観戦できますが、素早い、ロボットのような身のこなしは、世界ランカーレベルでそん色ない動き。内山や三浦と比較しても速く強くみえたりもする。

しかし、ロマチェンコのような絶対的なボクサーと違うのはやはりディフェンスか。
国を代表するトップレベルの攻防になるとケンカのようなスタイルより被弾しない選手がやはり格上にみえる。

成松も森坂も敗退してしまいましたが、清水や村田に比べ劣っている面はないとおもう。
何が違うかといえば想像の域を出ないがやはり国際経験か?

特に村田の五輪の軌跡はほとんどがかつて拳を交え、勝ってきた選手ばかりだった。
ルールが変わり、こういう戦い方をすれば逆転できる、勝てるという戦術を採用することができたが、成松や森坂の相手はやってみないとわからない、未知の世界の強豪だったとおもわれる。

地力もさることながら、一発勝負になってしまうと本来の才能やセンスだけでは、よりハイレベルな世界を勝ち抜いてきた代表選手に一歩劣るということか。

井上だって行けなかったこの舞台、次を目指すにしてもプロになるにしても最上級の経験をした選手たちの将来に大いに期待したい。

そしてメダル争いくらいはきちんと観戦し未来のスターを目撃したい。

https://youtu.be/6y6a4saqNqg
https://youtu.be/n_ZTafkvUE4

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コメント一覧
  1. セリモフ×オーミア観たけど超レベル高くてビックリしました。

    モリノフってディフェンスの鬼ですね(笑)。
    この選手はウィテカークラスじゃないですか?
    ハメドのようにノーガードで交わすけどちゃんと避けてるし、ガードも使う時は使う。
    ウィテカーかと思いました(笑)
    あのディフェンスとスタイルならプロ転向しても人気出そうです。

    オーミアもスピードもリーチもある感じで手数も出るし上手い。
    教科書的ですが高次元でかなりまとまってていい選手だと思いました。

    試合はオーミアが3-0で勝ったのはアマルールとして理解出来るけど内容的にイーブンでもいいくらいで3Rは明らかにモリノフの方がプレッシャーかけて相手削ってたと思いました。

    長いラウンドならオーミア負けてたと思いました。
    3R疲れを見せてたし。

    本当にレベル高くて面白ったです。

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  2. セリモフってアムナットKOした謎のフランス人に負けましたね?

    試合見てないから解りませんがアムナット戦のダウンもTKOも意味分からなかったしどうなんですかね?

    あのフランス人ってそんなに強いとは思えなかったんですが?

    反対シードのアルバレスとコンセイサンが事実上の決勝ですかね?

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  3. 管理人様

    本当に詳しくて驚かされます。
    セリモフというロシア人の名前初めて聞きました。

    確かにタイミングや運もなど大いに関係ありますよね。
    加えて最近などFeが無くなった事や当日計量で勝ち続けてる間はウェイトを維持しなければならないからどの階級でやる事がベストなのか等。
    事実、アマでも減量苦が噂されるトップアマもいますし。

    どちらが上とかではなくアマの方が厳しい世界なのは確かですよね。

    でも面白いですね。
    コバレフのように国内予選で負けた選手がP4Pトップクラスになったり、まだ答えを出すのは早いですが五輪二連覇のゾウ・シミンはプロでは通用しそうになかったり、
    アマでもプロでも実力を証明し続けるウォードやゴロフキン、リゴンドーやロマチェンコのような選手がいたり。

    セリモフは是非チェックしてみます。

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  4. サーシャさん

    まぁ、タイミングや運など色々ありますからね。
    井上がライト級も圧倒というのは知りませんでした。
    森坂の話は彼はバンタムですからスパーはありえる話ですが。

    当時は井上も日本人に負けた経験もあるし
    同じキューバ人に2戦2敗
    そのキューバ人もゾウ・シミンには敵わず
    リオにも出てないんじゃないかな

    それだけ厳しい世界なわけで。

    今回の五輪、知らない人多い中で何人かは常連ですね。
    そのうちの一人はアルバート・セリモフというロシア人で
    ロマチェンコの396勝で唯一の黒星の相手ですよ。

    そのセリモフも常にトップ選手ですがホセ・ペドラサに負けた過去なんかもあるんですよね。
    だから過剰にペドラサを持ち上げてる自分がいますが。

    このセリモフなんかも最上級の選手でありつつ、ロシアでこの階級じゃプロにもなれない処遇なのかもしれません。
    サーシャ・バクティンなんかもユース王者ではありますが五輪経験はなく
    コバレフも国内予選で負けてますしね。

    上には上がいるものです。

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  5. 管理人様

    成松の初戦の後にアメリカとカザフを見た印象もあって、やはり成松には特別なパワーや強さを感じませんでした。

    カザフでもアメリカでも次戦で間違いなく負けると容易に想像つきました。

    あとは個人的に僕がスタイリッシュな選手を好むので五輪の成松のスタイルは好きではないのもありますが五輪で一勝出来るだけでも確かな強さと実力なのは解ります。

    しかし井上が森坂やライト級のトップアマをスパーリングで圧倒というのは噂で聞きました。
    ライト級のトップアマが成松なのか藤田なのかは分かりませんが凄いですね。

    井上が18歳の時に世界選手権ベスト16でキューバ人と戦った試合を見た時の方が衝撃を受けた印象です。

    やはり素材として井上が日本人最高峰なのかもしれません。

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  6. ただ、少しだけ、当てれば勝ちという面もみえて
    ナックルの返しや打ち抜きなど甘い、手打ちが目立つ気がします。
    逆にメキシカンのプロのような大振りをしていたらスピードに対処できないでしょうが。
    3ラウンドが全てで、効くグローブではないんでそうなるのでしょう。
    そこはプロで慣れが必要でしょうね。

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  7. サーシャさん

    成松は地味じゃなくパワーもありそうでいい選手にみえますよ。
    でも相手が強く速かったのでファイター寄りでやったんでしょう。

    ルールが変わったので3ラウンドで全力を出し切る攻勢、優勢点を前面に出したスタイル
    に変わりつつあり面白いですが、やっぱりキューバとかは打たせず打つ、有効打
    身体能力に優れていますね。

    ロシア圏やモンゴルはファイター寄りでパワフルでいて技術も高いと・・・
    この中に最強がいるかもしれませんね。

    森坂は出稽古などで井上にボコボコにされたそうで、最近ではそこそこ対応できるようになってきた
    と読んだことありますが、井上ってそこまで強いんでしょうかね。五輪レベルでも・・・

    一瞬のマ夏さん

    未知の国の天才に出会えるのも五輪、アマボクのだいご味ですね。
    文化がなく、リングも土、グローブは選手の年齢より古い
    なんていう国の代表もいるそうです。

    身体能力がすごくて目立つんですが、しっかりプロモートされてプロで活躍となると難しいんですよね。

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  8. 管理人さんがよくアマのすごさを書かれているのに影響されて?オリンピックを少し見てみました。改めて見るとプロと全然違うなぁと思いました(今更ですが)。
    殆どの選手がジャブなんて打たずいきなりのストレートかフック。ガードもブロックが多いように見えました。グローブのせいかどの選手もパンチを怖がっていないようにも見えました。3Rなのでアグレッシブで
    攻撃が最大の防御という感じ。
    気になった試合はパプアニューギニアのカトゥア対アブドゥルラシッドフ?という試合。パプアの選手は負けましたが良い選手だなぁと思いました。もう少しラウンドがあればKOに持っていけたんじゃないかとか思いました。それにしてもパプアの人がボクシングとは身体能力もすごそうで、これぞオリンピックの楽しみかな、と思いました。

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  9. 成松の強さって地味ですよね。
    村田のブロッキングとは少し違いますが定評あるみたいですが。
    岩佐とのスパーではトリッキーな動きやアウトボックスもするみたいですし。

    個人的には成松より若い森坂のスタイルの方が可能性を感じました。
    SDで負けたけど勝ちでもおかしくない内容でした。

    田中の兄はリオであった五輪プレ大会で金メダルでも枠はもらえないんですね。

    アマの世界は本当に厳しい。

    でもボクシングスタイル自体も変化が見られ面白いです。

    トリッキーな動きの選手、L字使う選手、スイッチする選手
    プロで見るようなスタイルの選手が結構いてアマも変わったなと感じました。

    キューバとカザフが強いのは変わりませんが。

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  10. yuuさん

    詳しいですね。
    自分は復習というか総括的に振り返ればいいかなという考えです。

    基本、即プロで通用する
    逆にプロでも通用しないレベル

    の集まりだとおもってますが、向き不向きや将来性なども楽しみたいですね。

    ヘッドギアがないとはいえ、あのグローブで3ラウンドなので微妙な違いは大いに感じます。

    キューバ、ロシア圏、アメリカも金色のメダルくらいでないと軽量級はプロにもなれない選手が多いですからね。

    成松は負けましたが、惚れぼれするところありますよ。

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  11. 成松選手応援してましたが、バルデラス選手の的確性、スピードに対応できず負けちゃいましたね。成松が試合後インタビューで130試合ほどアマの試合したが、今まで経験のないスピードであれだけパンチ貰ったのは初めて一番強かったと答えてることから、やはり管理人さんの言うように世界レベルでの経験が少なく対応策がなかったんでしょうね。
    オリンピックボクシング後半は不振続きのアメリカ勢を応援しようと考えてます。
    最後にアメリカがメダルを取ったのは北京五輪のワイルダーの銅メダル、金メダルに至ってはアテネ五輪でウォードが取って以来出てなく、ロンドンではメダルなしと低迷してるのでここで盛り返してほしいなと思いますね。
    ライトウェルター級一回戦突破のゲイリーラセル弟やバンタム級で一番メダル期待されるシャクールスティーブソン、今回ライト級で成松に勝ってベスト8のカルロス・バルデラス、フライ級のアントニオ・ヴァルガス辺りはプロ転向する可能性高いので注目してます。
    ライト級のバルデラスはメダル取ればデラホーヤ以来で同じメキシコ系アメリカ人で人気でそうですが、ただ準々決勝の相手キューバ選手ラサロ・アルバレスは世界選手権3連覇、清水と同じロンドン五輪バンタム級銅メダリストの超強豪なんで厳しいでしょうが頑張ってもらいたいです。

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