ウォード引退によるWBO世界ライトヘビー級王座決定戦です。
クラッシャー、コバレフ有利でしょうが、ここまで、シャブランスキーの記事が目立ちました。
この試合に意欲的で絶好調のようでした。
対するコバレフは気の毒な2連敗でしたが、失われた信用を取り戻す試合。JDジャクソンから離れ、新たなトレーナーと組んだ再起です。フランプトンもそうでしたが、新たな環境、トレーナーで生まれ変わったと自信満々に語っておきながら、ボクシングはおとなしくまとまるケースも多いですが、クラッシャーは健在なのか?
ドミトリー・ビボルやデビット・ベナビデスと練習してきたというシャブランスキー。ムードはありますが、やはり相手は超強打者。
ビボル本人が
「シャブランスキーも強いけどコバレフが勝つだろう、やはり偉大な選手だ」
と言ってるのが印象的です。
その他、ガンボアVSソーサやバレラVSバレラ(ややこしい)などもあり、マニアには見逃せない一日ですが、観れたものから書いていきます。
ユリオルキス・ガンボアVSジェイソン・ソーサ
ガンボアが復調するのか、もう落ち目なのか
テクニックはガンボアの方があるが
ソーサのパワーと圧力に翻弄されている感じも
ガンボアはバランスを崩してよく転ぶ
そんなに余裕はないけどすぐノーガードになる。
5ラウンドまで解説は48-47でソーサ
個人的にはガンボアがポイントは抑えているようにみえる。
7ラウンド
ソーサの攻勢をガンボアはかわしきれず膝をつく。
ダウン。このままではソーサの勝ちの流れ
技術でごまかすガンボアだがソーサは効いていない。
ソーサはパワーファイトに切り替えて来た。
ガンボアにはすっかり迫力が消えた。
一番の魅力の爆発力が皆無。
ダウンしたのだから残り全力で取り返さねばならないのだが
当て逃げからのクリンチしかしない。
負けちゃうぞ。
ダウン以外はソーサも空回りが目立ち
どっちの勝ちかわかりにくい。
ガンボアに倒す力は残っていないか
ラストラウンドに期待。
ホールディングが多いガンボアに減点。
でもラウンドを抑えたのもガンボア
現地は94-95でソーサ。
残念だが両者に王座返り咲きの目はなさそうだ。
個人的には若干技術で上回ったガンボアだが
逆の結果も十分アリ。
空回りのソーサに
アップアップのガンボア
94-94
95-93
96-92
ガンボア
技術が正当に評価された。
ギリギリの試合であった。
ソーサは強振が空振りしたので疲れたが
ダメージはないだろう。