大橋ジムの試合も決まりました。
5月21日、大トリは井上だそうですが、私的注目は八重樫VSメリンド。
田中VSアコスタの次に燃える試合かもしれません。
マスコミ的にはボクシングのゴールデンウィークにしたいんだろうが、大晦日のようになんで詰め込むのかな。マニアとしてはバランスよく定期的に観戦したいものだ。
実は詳しい筋から井上はIBF王者のジェルウィン・アンカハス戦という話を聞いていたのですが違う選手になりました。WBO2位の指名挑戦者のようです。
リカルド・ロドリゲス(米-メキシコ)
16勝5KO3敗
米拠点ですが、メキシコ人のようです。
敗戦の2つがSDでKO負けはないのと太い首からなかなかタフそうです。
井上が退けたデビット・カルモナに2敗しています。
3段論法は通じないですが
パレナス=カルモナ>ロドリゲスという構図になっちゃうので盛り上がりには欠けます。
試合を見てみると
https://youtu.be/Hl9rgA-MBBA
KO率は低いがパワーはありそうだ。
ただしスピードやリズムがないので、当たれば強いという感じで精度は低そう。
スピード、回転力で井上が圧倒しそうな予想しかできないが、井上から逃げずアウェーにやってくる27歳、心身共にタフネスはありそうで、その精神力に期待です。
一撃で倒したこの左フックが要注意ですね。
ミラン・メリンド
35勝12KO2敗
キャリアも十分で強敵です。メリンド有利じゃないかとおもうほど。単純に好みだ。
エストラーダやメンドサに負けましたがメンドサ戦は不運な負傷決着。フィリピンの草試合含めてでしょうが、アマで500戦以上のキャリアがあるとのこと。29歳ですが完成されている。
上手いしスピードもありますが、小柄なので近い距離が活路です。ストレートよりは懐に入ってのボディやアッパーが武器で多彩です。大柄な選手だとそれが上手く機能せず空回りして消耗してしまうところが見えます。格下といえるファーラン戦もそんなに出来はよくなかった。
https://youtu.be/S52CbLJviOI
強敵だとおもいますが、八重樫としては序盤は無理に打ち合わず、メリンドの動きを読んで欲しい。自身より小柄な選手でもあるので無駄なジャブの被弾も避けたい。中盤から後半、メリンドが仕掛けてくるとおもうのでそこでどうコントロールするかだ。接近戦でガチャガチャやるとメリンドのフックやアッパーは八重樫より上手い。
激闘になっちゃいそうだけど冷静にやればなんとかなるはずだ。
なんか流血戦になりそうな予感が・・・
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井上の対戦交渉は大変で、アンカハスはもちろん、バンタムのザキヤノフにも声をかけたそうだ。
「いいよ、でももう一試合挟ませて」という返事だったよう。
ハットン日本に呼んじゃうのかな?
バンタム行っちゃうのかなぁ。
ロマゴンの敗戦でSフライでやっていく意義がなくなったと言われていますが、じゃぁバンタムというのは違和感があるなぁ。ロマゴンとは対戦者リスクが違いすぎるもん。
バンタムにだって山中以外目立った選手はおらず、無人の荒野か最終的にはSバンタムなのだろうか。山中との対戦は国内限定ミリオンマッチでしょうが、自分はのれません。
9月に米国進出がかなり具体的になったそうですが、ロマゴンといわず、エストラーダやカシメロもいるしシーサケやロマゴンも決着つけるだろうし、もうちょっとSフライで納得の相手と戦って欲しいものだ。
色々書きましたが、やっぱり田中VSアコスタに尽きます。
田口とかもそろそろなのかな。内山、河野じゃなくて京口とかの弟分とセットになるのかな。