8日、日本時間9日にまた各地で世界戦ラッシュです。日曜なんで空いてる時とどうしても観たい時だけライブ実況をやってみてなんか今年は忙しい気がします。例年同じかな。やはり世界はアクティブです。
米国、メリーランド州オクソン・ヒル
WBOスーパーフェザー級タイトルマッチ
ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)VSジェイソン・ソーサ(米国)
王者ですがソーサにとってはボクサー人生のハイライト。肉弾戦でぶちかます事ができなければ完封負け必至の相手です。けれど重いサリドに苦杯をなめたロマチェンコにとってもプロの壁といえそうなスタイルを持つのがソーサみたいな雑草です。
ソーサ陣営はまともな戦術では無理なのでただの前進プレスだけでなくロマチェンコの立体的な動きに対してもなんらかの対策を練ってくるだろう。狙ったパンチじゃなくあっちむいてホイ的なバクチパンチなど・・・
これほど、ポイントでは勝てないとわかりきってる相手を前に雑草がどんな奇襲を仕掛けるのかが見ものです。
雑草言うてもロマチェンコじゃなければソーサも技巧もタフネスも併せ持った日本人には高い壁の立派な王者なんですが・・・ロマチェンコ側も毎度相手の奇襲や開き直りの大胆な戦術を想定し、上回らなければならないのだから大変だ。
井上や山中以上に対戦者探しが大変だろうロマチェンコですが、当たり前に国を出て結果を出し、ミリオンファイターなのだからまだ相手は名乗りを上げてくる。
国内開催で安いファイトマネーで相手に断られるという次元とは違う。
ロマチェンコはここをクリアしたらたぶんライト級だろう。もうミリオンファイターだし日本人と絡むことはプロアマ通じてないのだろう。
日本人はSフェザーといってもコラレスと三浦絡みだけなのだろう。
ソーサを応援しますよ。
WBOクルーザー級タイトルマッチ
オレクサンデル・ウシク(ウクライナ)VSマイケル・ハンター(米国)
トップアマ同士、ロンドン組の対戦。ウシクは金だがハンターもベテルビエフ相手に悪い内容ではなかった。何より黒人らしく速い。両者のアマ時代の対戦はわからなかったがウシクの方が常に上という感じである。しかしその差はわずかであろう。同じ五輪組、トップアマ同士の対戦というのが新鮮なようでいて今の世界レベルじゃこれで当たり前なのだろう。なぜウシクはベテルビエフを何度も攻略できたのかな。それがわかる試合になるかな?
ハンター応援
4・8英・マンチェスター「A NEW ERA」
WBO世界Sウェルター級暫定王座決定戦 12回戦
同級2位・リアム・ウィリアムズ(英国)VS同級4位・リアム・スミス(英国)
ややこしいリアム対決。カネロに負けちゃったのがスミスで未だ無敗がウィリアムスかな。
スミスの方がテクニカルだがウィリアムスの方がパワーがある気がする。
より夢を持てるウィリアムス応援。
WBO世界ライト級タイトルマッチ 12回戦
王者・テリー・フラナガン(英国)VS 同級2位・ペトル・ペトロフ(ロシア)
マイキー参戦のライト級にあって地味というか地元を出ないので謎なおうじゃフラナガン。リナレスとやってクロラの仇を打ちたいだろう。英国の希望でもありそうだ。地味でもここまで32戦無敗のフラナガンに対するはロシア人なのにスペインで活動する古豪。過去、マイダナに唯一KO負け、ズラチカニンに負け、古くはビタリ・タイベルトに負けるも最近6連勝でサバイバルしてきた。そういえば粟生はどうしてるんだろう?
ペトロフ応援
WBO世界バンタム級挑戦者決定戦 12回戦
同級1位・ゾラニ・テテ(南ア)VS同級2位・アーサー・ビヌラエバ(フィリピン)
WBOだからタパレスへの挑戦権になるわけだが、大森はこの両者に勝てるのだろうか?もし戴冠したら是非やって欲しい。
テテ有利だとはおもうがビラヌエバもかなりいいボクサーでキャリアも十分です。
https://youtu.be/in_Nn_e3g8o
https://youtu.be/3Rwwxs92Kfk
ついでにこんな試合もありますね。
エディオンアリーナ大阪
WBAスーパーバンタム級タイトルマッチ
ネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)VS久保隼(真正)
この試合よりも勝った方の次が気になります。いいランカーがゴロゴロいそうな階級です。
あまり期待されていない久保が気の毒なので応援したいですが、やはり試合で納得させるしかない立場です。
むしろ、今頃になってやっとセルメニョがみれるのが新鮮です。もう旬は過ぎましたが・・・