日本人無敗の宿敵、とはいっても接戦をものにする憎たらしいというか老獪な王者カサレスに挑んだ清水、階級上げての3度目の正直が実り、見事に王者となりました。
試合は断片的なラウンドしか放映されませんでしたが、キャリアがありどっかで捕まえて、ポイント押さえて勝てると慢心?したカサレスに最後まで主導権を渡さない清水の経験とクレバーなボクシングが光った勝利と映りました。
清水はしっかり見たのは内藤戦と五十嵐戦ですが、際立った印象はなく体力的には厳しい印象がありましたが、きれいなボクシングでジャブもよく出、正確性があるので判定ならいけるかもくらいな戦前予想でした。
強豪のポンサクレックや逆転された内藤戦、吉田拳時などの荒くれとの試合を糧にした確かな成長を感じました。
清水のボクシングは迫力に欠けるというかまだ世界レベルで倒すイメージが湧きませんが、アマチュアに裏打ちされた技術の安定とスピード、クレバーさ、経験があるのでスーパーやばい相手でない限りは防衛を重ねていくことも可能だとおもいます。
どうしてもベビーフェイスで優しそうな印象がありますが、キャリアを重ね、体力をつけたら総合力の高いいい選手になるだろうとおもいます。
井岡と同じでオーソドックスにして安定感のあるスタイル、今後も成長を続けて欲しいです。
プロキャリアはまだ若いとおもいますが経験が生きた素晴らしい戴冠だとおもいます。今後も期待します。
カサレスは評価する人もいましたが、なんかギリギリの王者の印象が強かったです。パンチがあり老獪だが勢いというのは以前から感じませんでした。
判定に不服のようですが勝利はまずないでしょう。そろそろ斜陽なメキシコベテランという印象です。
本来の階級であるフライに落として2階級というもくろみもある清水みたいですが、体格はあるしSフライの方が今は穴な気がするのでこの階級に慣れて長く防衛して欲しいかなとおもいます。
苦労人が結果を出す・・・本当によかったです。
もう一試合は、懸念どおりグローブ白くてフワフワしてる、手数はあるがきちっと打ちぬいてない、押せばいけそうなところで引くところとか・・・やはり変な試合、相手という印象でした。しっかり見てませんが。この男の再浮上は二度とないでしょう。このレベルはメキシコにわんさかいるとおもうので学業に専念するんじゃないでしょうか。
モンティエルが応援に来てたみたいですが肝心の出場選手はメキシコでも一流の部類ではなかった気がする興行でした。