クリストファー・ディアスVS伊藤雅雪 LIVE

ほぼ敵地、ディアスの暴風雨のような攻撃にどう対処するのか、伊藤にも勝機があるようにみえる試合、注目です。

伊藤
「チームと自分自身を信じ、準備が勝利を導くと信じていました。世界王者になると信じていた。それが私のやり方であり戦術でした。初回で自分のボクシングが通用するとわかった。集中していてスコアはあまり考えていませんでした。ディアスを倒したい。それだけでした。」

内山、三浦時代から格下相手に圧倒的な試合を魅せてきて注目していたディアスとトップアマの下地なく日本で揉まれ、フィリピンの実力者たちをクリアしてきた伊藤との激突が観れるのは上質な味わいです。

いよいよ始まります。
マイキーはまだ前々座なので大丈夫そうです。

さわやかな笑顔で入場の伊藤ですが、ここはプエルトリカンの住む町
歓声はディアスが圧倒的。

1R

伊藤がジャブ、右を積極的に出す。
押し合いでも伊藤がコツコツ当てながら前に出る。
左ボディもあて、ダイナミックなディアスのフックは空転させる

伊藤10-9

2R

ディアス得意のフックをダッキングし
ボディにもいいパンチを当てているのは伊藤。

伊藤得意の右のダブルも機能している。
ワンツーも当たる。

しかし歓声はディアス。
伊藤が強いから悲鳴か。

会場のムードはディアスだが、ボクシングは

伊藤10-9

3R

伊藤の方がいいボクシングをしているが
パワーはディアスに感じる。

伊藤のきれいなワンツーがディアスに当たる。
ディアスにとり明らかに過去最強の相手。

ディアスが効いているかわからないが
クリーンヒットは明らかに伊藤

ディアスは左目下が腫れている。

伊藤10-9

4R

会場がどよめいているが伊藤のペースだからだ。
ディアスはパワーがあるので一発だけには注意したい。

伊藤の美しい右2発でディアスクリーンノックダウン
これは勝てる試合だ。

きれいな右が今日は当たる。

反撃を食い少し効いたが、これは勝てる。

伊藤10-8

5R

素晴らしいダウンだった。
ディアスのフック、アッパーに注意し
右ストレートを当てればKOで勝てる。

ポイント優勢、判定で勝てると色気を出さぬことだ。

ディアスの右が当たり伊藤が一瞬沈むが打ち返す。

ディアスはよく回復したが最後までは持たないだろう。

このラウンドはクリーンヒットで大歓声となるディアスか

ディアス10-9

6R

でも伊藤、芯には食ってない。
ディフェンス勘がある。

打ち合いはディアスも強いが
中距離からのジャブ、右は伊藤がいい。

ディアスが持ち直したような展開だが
ボディも打ち分けているのは伊藤。

ディアスの左顔面が腫れているので
そこに右ストを打ち込みたい。
公平につけると

伊藤10-9

7R

ディアスのヒットで沸くが伊藤はスリッピングして
芯で食ってない。

もう一段ギアをあげることができればディアスは落ちるだろう。

密着すると伊藤の方がアッパー等細かいパンチを当てている。
このアッパーがなかなかいい。

ディアスは強気だがかなり効いている。

伊藤の試合だ

伊藤10-9

8R

もう両者の手の内が全て出ただろう。
ディアスに一発はあるが余力はない。

伊藤の攻撃にガードを固めて耐える時間が増えた。

スタミナもスピードも伊藤になってきた。
しかしペースが落ち着いてきたともいえる。

これは勝たねば。
勝てる試合だ。最高だ。

伊藤10-9

9R

ディアスは左目がふさがった。

打ち合いではディアスもまだパワフルで伊藤も危ないが
リズム、ムードが伊藤なので簡単には揺るがない。

また伊藤のワンツースリーフォーの連打
しかし当たりが浅い

このラウンドはタイミングのよかった

ディアス10-9

まだKOパンチを持っている。

10R

ディアスもタフでまだ動ける。
危険なパンチも打つ。

伊藤も負けてないがちょっと打ち負けたか。

くっついた時のアッパーが伊藤は巧い。

難しいラウンドだが最後に攻めた伊藤か

伊藤10-9

11R

地元採点がなければ伊藤の試合なので
ディアスは勝負をかけてくるはずだ。
そこが試練でありチャンスだ。

迫力はディアスだが当てているのは伊藤だ。

ディアスは左顔面が痛々しい。
セコンドが止めてもいいほど。

地元ジャッジが心配だが伊藤のラウンドだ。
もう少しでディアスの心が折れそうだ。

伊藤10-9

LAST

絶対伊藤の試合だが
地元ジャッジが気になる内容ではある。

ここで今日の優劣がはっきりするだろう。

伊藤の方が元気で連打が出る。
ディアスはやけくそフックの強振のみ。

激しい打ち合いに終始し両者抱き合うも
伊藤の完勝だろう。

そうじゃなければかなりの地元判定になる。

伊藤10-9

やはり伊藤の決意や準備は相当だった。
伊藤の中差以上の勝ち試合である。

判定は・・・

116-111
117-110
118-109

ジャッジが公平でよかった。
ディアスも採点前に伊藤を称えていた。

敵地でトップランクの無敗ホープにダウンを奪う完勝。
これは日本にとり今年一番のビッグニュースでありビッグアップセットだ。

木村といい伊藤といい
今までできなかった壁を平然と乗り越えていく日本勢

逞しい。

おめでとうございます。
感動しました。

ディアス、次にチャンスがあるかわからんしトップランクからきられるかもしれないのに、いい奴でした。

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