
後追いでしか観れていませんので遅れました。
力石政法VSエドゥアルド・ヌニェス
後になって、実は怖くて緊張していたとか手術が必要なほどの肩のケガをしていたとか伏線がありましたが、予想通りの完敗でありました。力石政法は素晴らしい才能のボクサーです。しかし地方のジムではかなりいいという域で、マグネシ戦などが全貌でした。世界を技術で制するテクニックはない。
そして、ヌニェスというのが予想通りの選手でした。タフなんだけどラフじゃない、緩急、距離感、上手いんです。そして一番の武器は屈強さ。
現状敵う相手ではありませんでした。
ヌニェスはメキシコの伝統に連なる戦士ですが、スリックな黒人ボクサーを倒すか判定負けするかレベルかとおもいます。
そして、壁を突破するなら堤駿斗が挑戦すべきです。
武居由樹VSユッタポン・トンデイ
武居には懐疑的ですが、彼のストロングポイント、今後の戦い方がわかりました。
先手必勝、5回までに倒すようなスナイパースタイルに徹するべきです。
彼にはこの戦い方が似合う。
和製、デリック・ゲイナー、トーマス・ハーンズ
スタイルが合います。
全部序盤KOするつもりで、それが出来なくても、テクニックはありませんが、気持ちの強さとパンチの強さと我慢強さがあります。
基本は序盤KO狙いで二番底で精神力
彼の魅力はとらえどころがない序盤でのいきなりのパワーパンチでしょう。
勝ち続けていけば、奥の深い難攻不落のパンチャーになれそうです。
以下過去記事---------------------------------------
日本観光にいらっしゃったアンジェロ・レオさんには申し訳ないが、上記の試合の方が楽しみです。「波乱の予感」というのは日本人が負けても勝っても波乱と言えそうだからです。
武居由樹VSユッタポン・トンデイ
ユッタポンという選手がムエタイ1000戦!アマチュアでロベイシ・ラミレスに勝った記録もある、とはいっても、映像みると小柄で打たれるファイターで高齢なので、今が旬の武居が有利というオッズだろう。
しかし結果は蓋を開けてみなければわからない。これまでの武居はどうやらジェイソン・モロニーや比嘉大吾と変わらないくらいのレベルであるとわかったが、スタイルがかなり変則なのでどう進化、あるいは変わっているか見当がつかないところがある。パンチが強くて気持ちも強いことは証明されたが、ユッタポンの実力次第だろう。
ユッタポンという名前がゆたぼんみたいで強そうなイメージが湧かない。
世界レベルのアマチュアでは勝ったり負けたりで決してエリートレベルではなさそうだが、経験値は侮れない。
力石政法VSエドゥアルド・ヌニェス
過去映像を観た限りヌニェスのKO勝利という予想だが、ヌニェスがヨリ・ボーイ・カンパスで力石がフェリックス・トリニダードに化ける可能性もある。あるいはヌニェスがロッキー・エルナンデスで力石がオシャキー・フォスターとか。
どちらもタイプは違えどパワーパンチがあるという意味だ。
メキシカンでこの戦績だと間違いなくタフでパワーがあり、その面でかなり苦労する、削られるとおもうので、相手より先に強打を当てて効かせたい。先に食ったり、ノーダメージのまま試合が進むとかなり厳しい展開となるだろう。
タフだがラフではなく、相手が弱いと上下に畳みかけるが、強いと結構キレイなボクシングも出来る。
大橋会長がエドゥアルド・ヌニェスを雰囲気がリカルド・ロペスのようだと言ってたがタイプは異なる。肉を切らせて骨を断つ、とにかく屈強なタイプだ。体格、風貌からわかる。こういうタイプには浜田や平仲がやったように先手必勝なのだ。
展開次第でどちらがKOしてもおかしくない。