
重岡選手の回復を祈ります。原因不明と言われているが、ラビットパンチ、クリンチ際での後頭部打撃が原因のように感じます。
さて、井上尚弥は今後ムロジョン・アフマダリエフと戦って、勝利すればサウジでフェザー級のニック・ボールと対戦、フェザー級を戴冠したらSバンタム級に戻り中谷潤人と究極の夢対決をするというシナリオを公開しています。
しかし私はここで、井上サイドの思惑はわかったが、中谷サイドがどう考えているかは不透明と書きました。
現時点で中谷はバンタム級、井上はSバンタム級です。中谷も勝ち続けて都合よくSバンタム級の世界王者に君臨しているとは限らない。
やはり、中谷サイドも声明を出しました。
ルディ・エルナンデス
「我々は、必ずしも井上尚弥戦を待つのではなく、自ら道を切り開かなければならない。Sバンタム級をスルーしてWBOフェザー級タイトルをかけて、ラファエル・エスピノサと直接対戦したい。背が高く才能豊かな二人のファイターが戦うので、素晴らしい試合になるでしょう。ジュントの地位も上がるでしょうし、観客を驚かせるでしょう。フェザー級の世界王者となって井上の挑戦を待っていればいい。井上とジュントは同じ高速道路を走っているが、車線が違う。交わる道は交わる。我々は準備万端だ。」
これはいいアイデアです。
少し前には、ジェシー・ロドリゲスとやりたいと言っていたので口先だけかもしれませんが、ルディ・エルナンデスはメキシコ系ですしエスピノサもロドリゲスも帝拳と繋がりがあるので交渉可能だろう。
中谷潤人VSラファエル・エスピノサ
で中谷が勝利してフェザー級世界王者となっているのであれば、地位も評価も十分です。井上尚弥に勝るとも劣るところもないほどです。
「背が高く才能豊かな二人のファイター」
とはいっても、ラファエル・エスピノサは桁外れです。背の高い中谷と比較しても10センチ以上高い。これに勝てば中谷の評価は不動のものだし、井上との階級差は言い訳にならなくなります。
もっとも、現時点でも中谷の方が井上尚弥よりもフィジカルメリットがあり、階級差は何も影響しないとおもいますが。
そして、中谷潤人の複雑多彩で難解なスタイルは、大きくてフィジカルもパワーもあるラファエル・エスピノサは強敵ですが、それを超える、中谷が勝つと考えます。
現状から2階級アップなので、肉体作りが大事ですが、内山高志よりも背が高いので、細身の青年ではなく立派なフェザー級の体格に仕上げてくるだろう。
個人的にはこれが一番の理想です。
元々、骨格やフィジカルが大きく幅のある中谷潤人がフェザー級に君臨し、そこで井上尚弥と対戦する。
そもそも個人的には
井上尚弥VS中谷潤人
は望んでないですが・・・
Sバンタムはもはや無双した、知ってる面子ばかり、フェザー級で各々が暴れまわってくれればいい。
正直マニアにとっては、フェザー級あたりからが世界だな、と感じるといっても過言ではないです。
その前の中谷VS西田戦は重要ですし、西田を軽視しているわけではありませんが、現状ですと西田のことよくわからないです。
井上は適正階級はSバンタムだから出来る限りこの階級でやっていくと表明しました。中谷潤人には井上頼りではない自らの道があります。Sフェザーでもいける体格もあります。
どうやら、決戦の舞台があるとしたら、それはフェザー級になりそうです。