メキシカンライバル

長谷川の復帰ロードや粟生、内山の次戦なども気になりますがやはり今年は西岡のメキシコ10連覇(9戦無敗なのである)が一番の関心ごとです。
メキシカンは日本人と違ってリズムが独特みたいですが、軽量級をけん引してきたメキシコ勢の特徴など考えてみたいとおもいます。

ラファエル・マルケス
兄貴につられてボクシングをしたのだろうか?黒星デビューからのスタートでどっちかというと雑草か。でもデビューがラバナレスなんてしんどすぎる。兄貴に似たガッチリしたロペスに通じるナチョスタイルのフォームからきれいなパンチを打つ。兄貴にも似ている。単発でなくコンビネーションでどんどんパンチをつないでくる。フォームがきれいだ。カウンターパンチャーというよりは打ち合いで打ち勝つ。相手よりバランスと正確性のいいコンビを打つしパワーもあるのでほぼ打ち勝つ。左フック強い。タフ。打ち合いで勝つタイプだから被弾もするがこの男の教科書に判定はない。KO率が異常に高い。
西岡の勝機は近距離で打ち合わないこと、最近上手くなったボディや右を多用して距離をつめられないことだ。
強い相手だがテンポ、リズム、スピードは同じでモーションつけて打ちぬくタイプだから変則でめちゃ速いというわけではない。
ジャブとボディで消耗させて雑になったところに左で倒しきって欲しい。
世界前哨戦とジョニゴン戦で決めたあのやや横ポジションからの左ストレート、あれ決まるとかっこいいなぁ。
メイウェザーVSマルケス兄が参考になるのかな。スピード差があれば頼もしいが。

ジョニー・ゴンザレス
でかい、パワフル、顔小さい、距離遠くてやりにくい。しかしこの人もメキシコならではでモーションの大きなパンチを打ちぬく。。速さはない。そしてタフさもない。無理してバンタムだったから減量苦などで打たれもろかったのかもしれないが。ラファマルと同じで攻撃偏重なところがあるのでKO率が半端ない。
そのやりにくさを克服すればそんなに引き出しの多い選手ではないので攻略できるだろう。KO勝ちかKO負けかみたいな選手だ。

ホルへ・アルセ
基本技術はしっかりしてるがど根性ファイターだ。常に前に出て手数と根性とタフさで相手の心を折る。無骨なファイターではなくてスキルも高い。ボディ打ちがうまい。バスケスに勝利したのはすごいがあれが究極、限界ファイトだろう。体格と一発のパワーでバンタムより上では厳しいだろう。フライ級くらいが似合っている。

フェルナンド・モンティエル
最近のメキシコ軽量級で一番速い。モーションと角度決めて大振りする特有のタイプではない。運動神経に優れた天才肌で一番好きだ。
左が縦横無尽。しかしこの人も体は小さくてバンタムが限界か。それでも西岡にとりマルケスより嫌なタイプだとおもう。

アブネル・マレス
最も若く期待されてる存在か。ナチョスタイルでフォーム、バランスが素晴らしい。しかし意外性はなく教科書的だ。スピードもスタミナもあるが先輩たちに比べると非力か。アクベコ戦が試金石。

バンタムより上でまだまだ有望な人いたっけな。
たぶんメキシコだからわんさかいるだろう。しかし謎の髭濃いなんとかデラモーヤだっけ?あれはたいしたことないだろう。

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