絶対王者のリコンドーのベルトをはく奪してでも実現させた
カール・フランプトンVSスコット・クイッグ
ノニト・ドネアVSセサール・ファレス
しかしそれぞれ勝っても次にリコンドーとは戦いたくない、そんな複雑な事情を抱えた問題多い階級なのがSバンタム級である。
はく奪されたリコンドーもめげずに再起の道を進むのは偉いが、またしても空気を読まないスリーピーな試合をしファンを失望させた。
メイウェザーのような大金が稼げるわけでもないのにこんなに安全運転なリコンドーと誰が戦いたがるというのか?
フリオ・セハVSウーゴ・ルイスパート2の勝者に、リコンドーVSレイ・バルガスの勝者を挑ませる計画のようだが
まずレイ・バルガスがリコンドーとの試合を拒否するのではないかとおもっている。
先日のリコンドーの試合をみて最高のボクサーにして最低のプロボクサーかもしれないとツイートしたが
彼が人気者となって表舞台で活躍する日は訪れそうにない。
アマチュアのころはこんなに退屈なボクサーではなかったのになぁ。
いくらでもエキサイティングに戦えるのだが、信念がそうさせない。頑固である。
世界王者にしてリコンドーよりは弱いことになる上記彼らだが
勝手に予想すると
クイッグ、ドネアが勝ちあがるかな?
フランプトンは強いとおもってたが前戦コロコロダウンするしサイズが小さすぎるので過大評価と認定。
ドネアは昔のトリニダードと同じで(ミドル=フェザー)の選手ではない。Sバンタム以下で輝く選手である。
しかしキレの選手なのでボクサーとしては年齢的にピークを過ぎたといえるかもしれない。
興味深い階級ではあるが最強を問うものではなく微妙なのだ。
山中はモレノとどっこい、ならばモレノを負傷ながら下し、アマで有名なラウシー・ウォーレンにも競り勝ったパヤノと大差ないことが露呈したといえる。とびぬけた王者ではないのだ。しかしパヤノとの決戦よりも試合せず王者となったリー・ハスキンスあたりとの統一戦の話などが出ているが、それでは手ぬるい。
複雑で魅力的なSバンタムの世界に足を踏み入れて欲しいと願う。
そして待たされていると言われる和氣慎吾
僕が個人的にのれないのはこの選手に期待してないからではない。
最近急激に強くなったのかもしれないがただの19勝4敗2分の平凡な戦績のボクサーだ。
そして、世界を射程にといってもずっとアジアのかませとしか戦っていない。
次の試合もインドネシア王者のワルド・サブ(7勝2敗)だって?誰じゃそれ?
よほど世界戦までリスク回避なんだな、それでいきなりフランプトンやクイッグじゃ難しいでしょと言わざるをえない。
せめて、フランプトンが2度もダウンさせられたアレハンドロ・ゴンザレスあたりと腕試しをしてみてはどうか?
彼に勝たねば世界は望めないし、フランプトンにあれだけいい試合をしながら次の試合でも負けている。
明らかに腕試しに丁度いい世界未満の選手なのだ。
クリス・アバロスなんてどうだ?
フランプトンにボコボコにされ、サバイバルマッチでもホープ、オスカー・バルデスの踏み台になってしまった。
相手として丁度いいはずだ。
大竹だってクイッグと12ラウンドやった経験がある。両者サバイバルマッチにふさわしいはずだが・・・
のれないのは今のところタイやインドネシアくんだりの勝てる相手を厳選してるからです。
これじゃとても勝敗分析などできるわけもなく、闇雲に期待しても無駄というものです。