
坪井智也が凄すぎた月曜日ですが、彼ももまた華の1995年組、実際は1996年生まれですが、トップアマで鳴らしたものの高校時代は井上拓真などに負け、大学で頭角を表したと聞きます。
アマチュア:131戦106勝(10RSC)
プロボクシング:3戦 3勝(2KO)
で、坪井が戦ってきた人たちをすこし整理してみました。
ハサンボイ・ドゥスマトフ
リオ、パリ連続金メダル、その他国際大会も金ばかりのウズベキスタン人です。現在はプロでもやってますが中途半端です。先日亀●のキルギス興行に出場予定でしたが計量失格な上、当日体調不良でキャンセルとやる気がない感じです。アマですでに母国の英雄なので満足しちゃってるか、満足できるプロモートではないのでしょう。IBAなる振興団体でやっていくものとみられます。
確認できるだけで彼に3敗、ついにこの男に坪井は勝つことは出来ませんでした。すごい世界です。
シャホビディン・ゾイロフ
この人もウズベキスタンのアマの巨人でリオ五輪の金メダリストです。その他世界を席巻しています。プロもやってますが、ハサンボイと同じような境遇です。それでもIBAなる振興団体でタイトルマッチを行い、MDでジョエル・フィノルというボクサーに敗れてしまいました。ジョエル・フィノルはリオ五輪銀メダリストであのエドウィン・バレロの妻の弟です。
こんなすごいボクサーに坪井は勝っています。
IBAなにげにやばいです。
アメリカやサウジアラビアで需要のないトップアマチュアはこっちでやっていくんでしょうか?財政的な問題が気になりますが、もはや衰退国の日本人が気にしても意味がないですね。
サケン・ビボシノフ
知る人ぞ知るトップアマチュア、世界選手権金、東京五輪銅メダルのカザフ人です。
プロで2勝していますが、たしか亀●プロモーションの興行だったので覚えています。
坪井はアジア選手権のフライ級準決勝でこの男に敗れ銅メダルを獲得しました。
その他、大学時代は谷口将隆と京口紘人に勝ったり田中恒成の兄、田中亮明に負けて五輪を逃したりしてますが、超微妙な判定だったようです。
このようにアマチュアの頂点レベルで鎬を削り、一度は頂点にも立った男にとって、どんな世界王者が相手だろうと過去に戦った相手ほどではない、経験にあてはめてインプットしアウトプットすれば攻略できる、そんな凄みがプロの坪井智也にはあります。
身長 160cm
リーチ 162cm
まだプロ3戦の新人といえど、実績十分の29歳
きっと坪井智也が日本人最短世界奪取記録を更新することだろう。
日本人最速は田中恒成のプロ5戦目



