
世間ではボクシングの知名度が上がってきているような気はしますがやはり日本人中心で、外国人は誰それ、雑魚扱いですが、アラン・ピカソやセバスチャン・エルナンデスも立派な戦績の世界ランカーです。
そして、ライバル、切り札といえばやっぱり軽量級はメキシカン、フェザー級のラファエル・エスピノサとなんといっても”バム”
ジェシー・ロドリゲス
現WBA・WBC・WBO世界スーパーフライ級統一王者。元IBF・WBO世界フライ級統一王者。世界2階級制覇王者
23勝16KO 25歳
こそその筆頭、無視できない存在です。P4Pランキングでは井上尚弥に次ぐ、中谷潤人より上に評価されています。日本人の多いSフライ級で日本でもマニア層に人気があって帝拳プロモートでなぜ一度も日本人との対戦が実現しないのでしょうか?
そんな”バム”は井岡を2度下した対立王者、フェルナンド・マルチネスもノックアウトしてベルトのコレクションを増やしましたが、4団体のあとひとつのベルトはウィリバルド・ガルシアという無名の雑草メキシカンが持っていますが、これは寺地拳四朗との対戦が決まっています。勝ってからの挑戦なら歓迎ですが、フライ級で敗北後の復帰戦がいきなりこれだから恵まれています。井岡のバンタム級再起戦も同じく負けてからいきなりの無名との挑戦者決定戦です。恵まれています。最強を問う試合ではなさそうです。
ウィリバルド・ガルシア
「寺地は相手が打ってくると必ずバックを踏んでからボクシングを始める。ノックアウトできると思う。勝つ自信もあるし、ノックアウトする自信もある。寺地よりもバム・ロドリゲス(WBC、WBO王者)の方がもっと強い。寺地は彼の半分もない。」
観た感じは寺地が勝ちそうにみえるバタバタした王者ですが、どうなるでしょうか?そんな寺地がSフライを戴冠したらボクサー人生の集大成としてバムとの戦いを強く望んでいます。日本のファンもこれが観たいと願っているでしょう。バム有利という予想の中で・・・
しかしガルシアVS寺地の勝者にはアンドリュー・モロニーが指名挑戦権を持っているそうで、それを行使するつもりだそうで、そうなるとバムとの対戦は不透明となり、長く待ってはいられないバムはバンタム級に向かう計画があるそうです。
ジェシー・ロドリゲスVSクリスチャン・メディナ
これがバム陣営、エディー・ハーンの現実的な計画のようです。
またしても、日本人じゃないのか・・・
クリスチャン・メディナは武居由樹戦では一皮剥けた強さを発揮しましたが、西田には負けており、その他敗北もある未知数の新王者です。この王者をしてもバムが圧倒的に有利だろう。
そんな特別な王者、ジェシー・ロドリゲス自身は日本が大好き、日本人と試合がしたい、もう彼クラスの王者は井上尚弥や中谷潤人と戦いたいと発言しています。私もそれが観てみたいです。
けれど現状は両者と2階級違います。それでもバムは言い訳なしに挑みたいようですが、段階は踏んでいくでしょう。バンタムからのSバンタムへと。
その頃には井上尚弥VS中谷潤人も決着し、勝者のどちらかがターゲットになっているとおもいますし、年齢的には井上尚弥はいよいよ大ベテランの領域です。
個人的には、以前から、今井上尚弥と中谷潤人が戦ったら井上尚弥が勝つ、バムの標的はスーパースターの井上尚弥ただ一人になっていくとおもいますし、体格的にも噛み合うのは井上尚弥だとおもっていますが、時の経過は計算出来ません。井上尚弥はフェザー級に行ってしまう可能性が高いです。
そして、バムがいよいよSバンタムで勝負するころにはむしろ中谷潤人の方がやりづらい、敗北の可能性のある天敵になっていくとおもわれます。
実は階級が上がるほど中谷潤人が有利になる、強くなる、手が付けられなくなるとおもっているからです。今練習でスパーリングをしているというラモン・カルデナスも中谷を推しているそうです。
というかもう既に、井上尚弥よりも中谷潤人の方が階級適正があり、Sバンタムやフェザーを快適に戦える身体になっているような気がします。
そのくらい骨格と適正が中谷には合っています。
それでも最後に勝ち残るのは井上尚弥だとおもっていますけど(井上尚弥のファンなので)
バムと日本人の対戦を望む
バムに黒星をつけるのは日本人であるべき
日本人のライバルはやっぱりメキシカン
バムのライバルはバンタム級の日本人では無理かな・・・
なんて妄想しています。
もう一人だけ見てみたい選手として今まさにジャストな階級でバムより小さい坪井智也がいますが、実績的には実現困難だろうな。帝拳ジムなのにな、帝拳ジム魅せてくださいよ
な日々なのでした。
おまけ
ラファエル・エスピノサも帝拳プロモートでしたっけ?
この男はフェザー級の計量をクリアするウェルター級だとおもっています。
この日のアーノルド・ケガイは失明の危機だそうです。



