
5月2日以外にも興味深い試合は目白押し。5月2日はチケットが超高いみたいだな。
日本人と絡む可能性も考慮して感想とか展望してみます。
ゾラニ・テテVSポール・バトラー
井上のライバルと言われている王者同士の戦い。バトラーは今回階級下げて挑戦者ですが。
テテがアウトボクシングからの左アッパーでKO勝ちだそうです。
[youtube]http://youtu.be/MqKLLObilSs[/youtube]
芸術的なアッパーです。
KO率の高いテテのサウスポースタイルは亀1がなりたかったであろうボクシングを体現しています。
長身で懐深く、パンチャーと、怖さ、やりにくさがあるテテですが、これを攻略するにはバトラーのようなファイタースタイルがいいとおもいましたが、一番危険なパンチを食らってしまいました。
井上が最強の評価ですが、クアドロスは次ルイス・コンセプションとやるし、テテもこの難関を敵地で鮮やかに勝ち切りました。
井上にとり、一発のないナルバエスより怖い相手といえます。
予想するなら井上ですが、危険な相手です。
キース・サーマンVSロバート・ゲレロ
いいマッチメイクです。
実績のゲレロと勢いのサーマン、サーマンはメイウェザーより派手にゲレロを倒して勝ちたいだろう。
ゲレロのボクシングは地味強で読めないところがあるが、スピード差がかなりあるので、サーマンの判定勝ちが濃厚ではないだろうか?パワーもスピードもサーマン、しかしゲレロを応援したい気持ちだ。
ゴーストらしく、地味に試合を支配するゲレロに注目。
エイドリアン・ブローナーVSジョン・モリナJr
ブローナー圧倒的有利だろう。モリナは強いのか弱いのかわからない。
なんとかブローナーの強打を避けて試合を長引かせれば意外性のモリナにも期待できる。
マティセ戦で見せ場を作ったモリナの奮闘を願う。
アブネル・マレスVSアルツロ・サントス・レイジェス
勢いはマレスにあるが、スタイル、実力は拮抗しているとみる。
互いにメキシコの元オリンピアン。
長谷川はジョニゴンに負け、サントスにも苦戦したが
マレスはジョニゴンにもっとコテンパン。
レイジェスに執念があればなんとかなるレベルの相手だ。
アムナット・ルエンロンVSゾウ・シミン
もうすぐはじまるか?日本人にとっては関心の高い試合。
近年リコンドーやロマチェンコばりに活躍したトップアマのシミンだが、プロではピリッとしない。
鬼ごっこの達人でとにかくパワーレスだ。
プロではアムナットの方がいい感じの強さを見せている。
前回ギリギリ勝ったマックウィリアムアローヨはアマ世界選手権王者、そして今回は五輪、世界選手権2冠王者。
かなりハイレベルな防衛ロードだ。
鬼ごっこの判定までいくと地元シミンが有利だろう。
井岡とは舞台が違う者同士の高度な技術戦、高い確率で判定決着だろうが、トップアマ同士のハイレベルな試合を期待したい。
ジョニー・ゴンザレスVSゲイリー・ラッセルJr
アルセとのボーナスマッチなど指名試合をずっとしてこなかったジョニゴン、群雄割拠のフェザー級において、安全圏に身を置いている間に挑戦希望者は目白押しだが、その前の宿題がラッセルJrというのは試練である。
大柄で顔が小さく距離の遠いジョニゴン相手にラッセルは判定OKの安全策でくるだろう。どこかで速いラッセルを捉えて倒さないとジョニゴンは厳しいのではないか?
西岡、長谷川、マレス、全部ダウンはとってるジョニゴンだが、ラッセルにパンチが当たるか、空回りで大差判定負けの懸念の方が大きい。ラッセルが王者になっちゃうと日本人にとっては厄介だ。
レックス・ツォーがトップランクに
香港のホープで毎回マカオに出陣。
世界王者になれば香港初でアラムじいに大変なマネーをもたらすだろう。
しかしこの人は井上が声かけても逃げる、スパーで松本にも倒されたらしい。
やっぱり河野に挑戦したいんだろう。
河野VS亀1の指令がまた出たとか。
なんでこうなる?亀1はこの階級で何もしていない。暫定王者などもっと上位資格者や実力者はわんさかいる。
どうも日本→WBAのゴリ押しがあるようだ。認定料だけは多めに払えるよ、金だけは稼げるよとのことなのだろうか?
亀1が唯一勝てるかもしれない王者が全階級みても河野だけ。
前戦の河野の苦戦をみてもそれを確信するだけなので、井上と同じ階級であることはスルーし、河野粘着、
ナベジムにしても暫定王者やランカーより勝てそうなおいしい相手なんだろう。
どうしてもやりたいなら海外でお好きにどうぞ。
史上最低の世界戦をどうぞ、ご自由に。
孫さんよりは強く、粘りのある河野勝利を支持するが、信頼できるレベルにはない。