
両者、何度ダウンしたことか(8度)
すさまじい試合です。ファイトオブザイヤー、ノックアウトオブザイヤーと言われています。
決まりでしょう。
https://twitter.com/i/status/1312594771383185408
1 | 2 | 3 | 4 | R | |
セペダ | 7 | 8 | 10 | 10 | 35 |
バランチェク | 10 | 8 | 8 | 8 | 34 |
1R
セペダの方が巧いがバランチェクの方がパンチが強い。
バランチェクのアタックにセペダが応戦し、当たる距離で打ち合うが
バランチェクの左フックが頭頂部に当たりダウン。
最近、こういうテンプルや頭頂部のダウンが多い。
その後もパンチの交錯、フィジカルでセペダが倒れる。
バランチェクの速攻、威圧が功を奏した初回。
バランチェク 10-7
2R
初回のダメージからバランチェクが一気に仕掛けるも
隙だらけになり、今度はバランチェクが左フックでダウン
効いたダウン。
今度はセペダが仕留めに行き、バランチェクはさらに効かされるも
カウンターが当たり、セペダまたダウン
もう4度のダウンの応酬。
セペダ不利だがバランチェクも効いている。
両者ダウンの場合は
8-8 かな。
3R
これは目が離せない展開
今度は上手いセペダがバランチェクを左スイングでクリーンに倒す。
派手に倒れるバランチェクの方が効いている。
しかしバランチェクは狂暴なので、一発でも当たればひっくり返せる。
セペダもまた絶体絶命。
セペダ10-8
4R
バランチェクの踏み込んだスイングフック
セペダのカウンター
どちらも当たるヒヤヒヤの激戦。
セペダの方が理詰めで上手いが、バランチェクの方がパワフルで危険。
バランチェクの荒っぽい攻撃の方が押しているが
打ち返すセペダの方が正確。
そんなセペダのカウンターがまたクリーンに入り
バランチェクまた派手にダウン。
バランチェクにKOチャンスはあるものの、もう絶体絶命。
すごい試合。
セペダ10-8
5R
一発でもバランチェクの大振りフックが当たったらセペダも終わりだが
プレスを凌いで打ち返すセペダの左がバランチェクに当たりまくる。
両者ともに仕留めにいっている。
バランチェクは右のガードをしっかりしたい。
いつも左フックやアッパーを同じ角度で浴びている。
バランチェクの右フックスイングでセペダダウン。
再開後、仕留めるバランチェクに、いつも決まっていたセペダの左アッパーフック
が強烈に入り、バランチェクはもんどりうってダウン、失神。
選手生命が危ぶまれるような強烈なダウンで
セペダの逆転ノックアウト。
バランチェクは大ダメージ
もうしばらく再起できなそうだ。
間違いなく、今年一番の漫画のようなダウンの応酬
歴史に残る試合になった。
https://twitter.com/i/status/1312601772846792704
バランチェクの強打、プレスで
あっさり決まりそうだったが、セペダもKO率の通り、元来強打者であり
あそこまでバランチェクが前に出るとセペダのカウンターも当たりまくる。
そしてバランチェクは右のガードが甘く
同じ場所を何度もカウンターされた。
すさまじいダウンの応酬と結末
ダウン奪取直後の大逆転負けだった。
死んだようにみえたバランチェク、自力で立って退場した。