アンダードッグの反抗 セルゲイ・リピネッツVS近藤明広

11月4日(日本時間5日)ニューヨークのバークレイズ・センターのIBF世界S・ライト級王座決定戦。2人のアジア人?(リピネッツはロシアとあるがカザフ人)の戦いの注目度は低いだろうが、我々にはこの試合が一番だ。

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NO BOXING NO LIFE
近藤のキャップに書かれている。

セルゲイ・リピネッツ
12勝10KO

キックやマーシャルアーツの世界王者で、狂暴でタフなファイトをします。

リピネッツ
「インドンゴと戦う準備をしていたので、近藤に変わった事でスパーリングパートナーの変更などをしました。けれど戦うことに変わりはなく準備は整っています。
クロフォードと戦えないのは残念です。より注目され、大きく稼げるチャンスでした。しかし一戦一戦勝ち続けていればそれはいずれ実現するでしょう。この試合はそのステップです。今、私の目の前にいるのは近藤です。全てのボクサーをリスペクトしていますが、彼も同様です。とても危険なボクサーだとおもいます。」

近藤明広29勝6敗1分は11年のプロキャリアで国内王座も獲得しています。2015年以来負けなしで8戦6KOです。

リピネッツは元2階級王者のバディ・マクガートにトレーニングされています。リピネッツの進化と成長に満足しています。

マクガート
「トレーニングキャンプはこれ以上ないほど素晴らしかった。規律、集中力、決断力、全てを備えるセルゲイは容易に全てを成し遂げるだろう。結果は自然についてきます。」

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13-1という掛け率でリピネッツ有利だそうです。
上等です。本場の晴れ舞台で世界戦のチャンスを得ただけで近藤は半分勝ったようなものです。11年の集大成をぶつけてきてください。リピネッツは非常に狂暴で、彼がリングに上がると相手は必ず怪我をすると言われています。

ファイター寄りで途方もないテクニシャンではないですが、生き物としてケンカが強そうな強靭さを感じるヤバイ系です。
が、ガンガン前に出てくる分、近藤のカウンターも当たりやすいですし、一流の戦績とはいえないが、アジアの猛者を一巡した近藤の経験は逞しいものです。どうせ、無傷では済まないのだから、魂の打ち合いの果て、己のベストパンチをぶちかまして欲しいとおもいます。

勝機は薄いかもしれませんが、きっと白熱の試合となりそうです。

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