小さな誤算/ゲイリー・アントワン・ラッセルVS平岡アンディ

DAZN放映となっていたので観るとさらに有料なので諦めかけたが気になって視聴。メインのガルシアVSバリオスを観ないというもったいない事をしました。

最近益々自分の見る目がないので、この試合は平岡アンディの勝利にみえたのです。ローブローの減点がなければなぁ、ギリギリかなとおもっていましたが、結果はそんなの関係ない、大差でアントワン

ダメージ含め、苦しかったのもアントワンだったはずなのだが

それでも、平岡アンディが素晴らしかったかといえば微妙で、挑戦者なのに前半消極的で手数少なく、精度の悪いパシャパシャパンチでアントワンがリードしていました。

中盤から平岡アンディが覚悟を決めて接近戦でボディやアッパーを打ち出してから、アントワンが苦しくなっていきました。これを徹底できればよかったのだが、平岡アンディは本来得意とするロングレンジ、ジャブからの左にこだわってペースを元に戻してしまう。そうなると相変わらずアントワンのパシャパシャパンチに振らざるをえないかなという展開。

それでもアントワンが明らかに嫌そうで痛そうなボディに活路を見出し、後半は平岡アンディがほとんど獲っただろう、パワーもダメージも平岡アンディの方が与えている印象でしたが、そこで痛恨のローブロー、それでも徹底してインファイトしていれば勝利アピールももっと出来ていただろう。

現地でもひとりは互角かやや平岡アンディ、もう一人はアントワン寄りの採点となっていました。
この結果に現地も現地のメディアもブーイング、本当の勝者は平岡アンディなのでは?という論調も結構ありました。

これが、敵地でベルトを奪取する難しさです。
互角では勝ちきれません。

伊藤雅雪は(いまとなってはオイシイ相手だったが)クリストファー・ディアスに負けはありえないほど圧倒したから戴冠できたのです。引き分けレベルの善戦は負けになります。

そして、平岡アンディがこれまでのキャリアで強みとされてきた、長身、ロングレンジ、スピードという武器が通用したのではなく、接近戦のボディやボディアッパーが効果的だったというのもあるあるでした。

国内やアジア圏での強みは世界では通用しない。パンチが強いというのも平均化されてしまう、本当の強みは粘り、しつこさ、不屈の闘志

であることが多いのです。

平岡アンディは世界レベルで十分通用することがわかった。でもそれは距離感やスピード、得意の左ストレートではなかった。

ゲイリー・アントワン・ラッセルはアマチュアでジャロン・エニスに3度も勝っており、プロでもほぼKO勝利だが、パワーがあるというよりはスピードと手数のパシャパシャパンチで誤魔化す系であること

が改めてわかった試合といえました。

Sライト級はシャクール・スティーブンソンはじめ、スリックな黒人王者ばかりです。その中で平岡アンディのスピードやスキルより上な選手がいることは明白です。もうひとつ、自分の新たな武器を身に着け、貫かないと、この階級を制するのは難しいと感じた一戦でした。

メインは・・・

ダイジェストしか観ていないけど、ヒーローにしたい人物とヒーローになれない引き立て役の人みたいな構図と結果に映りました。試合前から予想されたことです。

ドーピング検査とかちゃんとやるのかも怪しいです。

ライアン・ガルシアがウェルター級王者といっても、最強の部類ではないとおもうし応援できないな。

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