アンドレ・ウォード

NABO北米S・ミドル級王者
NABF北米S・ミドル級王者
WBA世界S・ミドル級SUPER王者
アンドレ・ウォード(米国)
Andre Ward
21戦21勝(13KO)

スーパー6でその実力を証明しつつある裏本命、アテネオリンピックボクシングライトヘビー級に出場し、アメリカ唯一の金メダルを獲得した。
風貌、ボクシングスタイル、ここまでの歩みがやや地味だったのでそれほどスター扱いではなかったが大会で唯一無敗で勝ち残っていることで存在感を発揮してきた。
そのボクシングは基本オーソドックスだがサウスポーにも自在に切り替え、距離をとってもくっついてもとにかく慎重でパンチを食わず当てる術に長けている。クリーンヒットの数で明確に判定をものにする負けにくいスタイルが備わっている。
特別スピーディー、スタイリッシュには見えないがライバル達よりよりは速く動けどんなタイプでも自分のスタイルを発揮できる強みがある。
スーパー6では唯一の無敗だが相性的にこのまま全部勝ち残るか、アブラハムの強打に屈するか、次に予定されているもっと速く見える五輪銅出身のアンドレ・ディレル戦でどのような戦いを見せるか注目である。
聞くところによると子供の頃から負けなしでここまできているそうで、納得の完成度ではある。
しかしどうも個性が薄く印象にはあまり残らない。
悪いところはないが素晴らしいところもあまりわからない。世界には色々なボクシングがある。

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