バンタム級、スーパーバンタム級を日本人が牛耳っています。武居の次は比嘉とも言われています。西田があんなに強かったので比嘉の敗北の価値も上がったというものです。誰もいなそうですが、注目している選手はいます。
アンドリュー・ケイン
https://boxrec.com/en/box-pro/714167
11勝10KO1敗
イオヌット・バルータ戦で逆転負け、初黒星を喫してしまった英国のプロスペクトですが、試合中に骨折し片手で戦っていたとのこと、そういえば、ゲイリー・ラッセルもマーク・マグサヨに敗れましたが途中から片手でした。試合枯れの目立つ選手ですが、今でも続けていればフェザー級トップだったでしょう。
そんな、アンドリュー・ケインだかカインだか知りませんが、観てすぐわかる天才肌です。スイッチもしますが、右の那須川天心か、ボクシングだけならそれ以上かもしれない逸材ではあるとおもいます。身長が163センチしかないのでSバンタムとバンタムを行ったり来たりしていますが、井上がいるので今はバンタムでしょうか?
このあたりのランカーに日本人世界王者は勝てるのだろうか、是非観てみたいものです。
リアム・デービス
https://boxrec.com/en/box-pro/859643
16勝8KO
TJドヘニーだったらこっちの方が勢いがあるでしょう。プロスペクトだったリー・マグレガーに敵地で黒星をつけ、井上尚弥のスパーリングパートナーに抜擢されたエリック・ロブレスを圧倒してしまいました。
井上のビッグマッチの候補地としてサウジアラビアや英国も検討されているそうですが、英国だったら彼が切り札でしょう。急に静かになったムロジョン・アフマダリエフが来るべき時に備えているのかもしれませんが、アフマダリエフは英国では知名度が足りないでしょう。
井上への挑戦も辞さない感じのコメントをしていましたが本当は当時2階級王者だったマーロン・タパレスに挑戦したかったそうです。サウスポーは得意なんだ、井上は凄すぎると言ってました。コロナで試合できずゴミ収集の仕事をしていた苦労人です。
デビッド・クエジャル
26勝17KO
https://boxrec.com/en/box-pro/805589
バンタム級では彼くらいしか目ぼしい選手はいません。BoxRecにのってないですが、老雄のルイス・コンセプションが相手ですよね、結構打ち合って被弾してますが、若さと勢いで打ち勝ちました。日本人同士も結構ですが、強い世界ランカーを迎え撃つ試合もまた観てみたいものです。
アマチュアだとすごい軽量級はみかけますが、フェザー級以下くらいだとあまりプロでみかけなくなります。日本人ばかりが突出して強い階級というわけでもないはずです。
ホセ・サラス・レイジェス
15勝10KO
井岡にとってそれなりに強敵だったアストン・パリクテをKO
いいサウスポーです。
おまけ
Tasana Salapat
https://boxrec.com/en/box-pro/568482
75勝53KO1敗
井上拓真戦さえなければ全勝ですな。