
玄人好みの試合が決まった模様。
写真は王座を奪ったクロフォードと元王者のバーンズ。
試合後こんなインタビューがあるんだね。
しんどいだろうけど、これはいいなぁ。
テレンス・クロフォードVSユリオルキス・ガンボア
ガンボアはこれが3階級目の王座となる。しかし相手はかなり強敵。
共に戦績は
23勝16KO無敗
動向がはっきりとしないガンボア、試合はリコンドーと違ってエキサイティングだが素行、言動があまりよろしくなくキューバ人だからか干され気味。スーパースター候補であろうがこの試合はヒール役かもしれない。テレンス・クロフォードの方が米国期待のホープだろう。
テレンス・クロフォードはアマチュアでダニ―・ガルシアに勝ったり負けたり、マイキーやディエゴ・マクダレノにも勝っている。
オーソドックスだがスイッチする時間も長く左右両方自在な選手だ。ディフェンススキルが高くライト級で久々の本格王者の予感がする。
一方、約一年ぶりの試合となるガンボア、瞬間スピードはクロフォードより速い、というか全階級でも最速クラス。
ダイナモ、サイクロンとかのニックネームがぴったりで爆発的なラッシングパワーで相手をなぎ倒す、爆弾子憎のようなパンチャーだ。その上もちろん、テクニシャン。何でもできるマイクタイソンの発展系のような天才。
この試合の予想は難しいが、体格で勝るクロフォードがア距離を制し、接近戦に活路を見出すガンボアが攻撃的になってきたところにクロフォードのカウンターが炸裂してガンボア初の敗北、キューバ人であるがためにこれで見納め?になってしまうような気がする。
共に天才肌の黒人ボクサーだが
情熱と冷静。ファイトスタイルは全く異なる。
ギレルモ・リコンドーVSジョナサン・グスマン
リコンドーの試合がやっと決まった。
しかし相手は超無名。相手探しの苦労、不遇ぶりが嫌と言うほど伝わってくる。
ジョナサン・グスマンは16勝全KOの素晴らしい戦績だが無名や負け越し選手との試合ばかり。本当の力は全く未知な選手。
ドミニカに弱いホープはいないので有望なボクサーだと確信するが、下の映像の選手がそうであれば勝ち目はほとんどないといえるだろう。
唯一の勝機はモチベーションの下がったリコンドーのポカミスだけだ。
どうせスキルで勝ち目がないのならマイダナのように猪突猛進するしかない。
リコンドーはP4P最強だと自分は思っているが強すぎ、つまらなすぎて人気不足が深刻だ。
世界ランカーにチャンスを与えても逃げてしまう。
日本人の誰も彼の名前すら口にしない。
サンタクルスでさえリコンドーの声は聞かれない。
「リコンドーだけは目ざわりだ、絶対勝てない、やりたくない」
既に暗黙の了解となっている。
[youtube]http://youtu.be/_tAROx5xE_s[/youtube]亡命キューバンボクサーの強さはプロで十分証明されたが
祖国なき、ファンもなく、目立てば消去される・・・
そんな哀しい末路が霞むのは気のせいか。
日本で彼らキューバ人をプロモートしてあげれば?
昔やったロシアの時のように。
おのずと日本人自身のボクシングスキルも文化も向上するよ。