井上VSフルトンが延期になってしまったので、別の楽しみを探そう。
クリスチャン・エンビリ
23勝20KO
カメルーン生まれのアフリカンだが、フランスに移住、リオ五輪にも進んだエリートだが、金メダルのアーロン・ロペスに敗退は仕方がない。アフリカンのルーツ通り、荒々しいが、まるでマイク・タイソンのように野性的で破壊的で見ていて面白いファイトをする。
村田は引退、ゴロフキンも指名試合をせず活動休止状態、ジャモール・チャーロはどこへ行った?で迷走中のミドル級で、誰が王者なのかは確認しないとわからないほどですが、ベテランにとり、こういう荒々しい猛者は鬼門でしょう。エリス・ランディ・ララあたりとやったらどうなるかわかりません。
カルロス・ゴンゴラ
21勝16KO1敗
しかしエンビリが迎える相手もただ者ではありません。
エクアドル出身でアマチュアエリート、地域メダルも獲得しているしオリンピック代表も務めた。かつて村田がアマチュアで敗れたショーン・エストラーダあたりにも勝っている。しかし、やや古い実績で現在33歳、27歳のエンビリとの対戦は若手の登竜門的な扱いだろう。
ライトヘビー級のデカいプロスペクトのアリ・アクメドフに初黒星をなすりつけた。プロスペクトだったクリストファー・ピアソンにもKo勝利。
タイソン現役時のように、両者には体格差があり、エンビリの荒々しさを止めることが出来れば上質なスキルでゴンゴラが上回るだろう。
超絶マニアにしか伝わらないだろうが、これは痺れるほどにいいマッチメイクです。
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