自分はボクシングしか興味がないし「人に傾倒せず」なのでボクサーのファンでもなく、純粋にボクシングの技術、芸術性だけを頼りにしている。人間性まで深入りする必要はない。良い人か悪い人かなんてわかんない。
なもんだから、ボクシング外から来た那須川天心や武居由樹の事を厳しめに書いちゃうからか、そっちのファンに叩かれたりもするが、彼らには期待している。やってみなけりゃわからないが、ここ数戦を経て、日本のバンタム級のトップ、石田や栗原あたりより上なんじゃないか、堤とか比嘉とかも格上とはいえないんじゃないかとさえおもっている。
試合数や相手が違うから比較しづらいが、那須川や武居の方が速かったり倒しっぷりが良かったりする。他の格闘技で培った勝負強さもある。
まぁ、そんな事言わなくてもそろそろガチンコ、勝負の時を迎えているから、時が経てばわかるさ。
だから純粋にこの選手はセンスがあるなぁとか、伸びそうだなぁと、ビビッと来るものがあればそれで満足だ。
吉成名高
というアスリートがいる。
ムエタイの選手なので、ジャンルも違うし詳しくないし、世界といってもタイばかりなので、ムエタイ自体がどれほどのものか全くわからないのだが、この男は強そうだ。
まだ23歳、顔も端正でどこか井上尚弥のようなイケメンで優等生っぽい。なによりもファイトがキビキビしており、決め手もあり、メリハリがあり、いわゆる井上尚弥や野球の大谷や那須川天心やゴルフの松山や将棋の誰かのように、次元を超えた突出した才能なのではないかと感じたりもする。
けれど、やっぱりムエタイだ。
どこまですごいのかよくわからない。
ちょっと調べると
56勝36KO6敗
という戦績(ついボクシングマニア的に戦績チェックしてしまいます)
こんなに強くても敗北の経験があるのだな。しかも同世代の日本人にライバルがいるのだな。
ダラダラ書いて結局何が言いたいかと言えば、吉成名高というアスリートはボクシングでもかなり強いでしょうね。
という事です。
でもずっとムエタイでやっていくのかな。
そしてまだ若いけど、階級的にはフライ級くらいなのかなとおもうと興味は少し薄れますが、ただただ素晴らしい若者、才能です。
おいでやすこが