山中の次は未知数ですが、長谷川の指名挑戦者は決まっています。
絶対受けろとか、対戦を楽しみにしてるとか今はいえませんが、どうしても気になってしまうので貼っておきます。
レイ・バルガス(メキシコ)
28勝22KO
アマで亀3が負けた相手としてデビュー前から知っていたのでもう28戦もしてるんだな。
身長172センチのリーチが179センチとありますがなんだかもっとノッポに見えるなぁ。
メキシコの有望なアマチュアホープで、国内王者にもなっている。五輪はオスカー・バルデスに屈して逃してますがその他の国際試合でパヤノに勝っていたり、ロンドン金のルーク・キャンベルに負けたりしています。(割と接戦)
大柄でパンチのあるメキシカンは長谷川はよく戦ってきました。
得意か苦手かはわかりませんが、デカいやつのラスボスが彼になります。未だ無敗なのも彼だけ。
今までの大柄選手と違うのはバルガスがかなり、好戦的で荒っぽく仕掛けてくる選手だということです。
やや大振り気味ですが、パンチの引き、脇の締りは悪くなく、こんなに遠距離からガンガン仕掛けてきておいて、自身は長身の利を生かしスウェーでかわす
なんかずるいよ、という乱暴な選手です。
全勝だしKO率も高いですが、一発があるかといえば、それほどでもなさそうで、こんなに攻撃的に打ち下ろしのパンチを数打てばそりゃ相手はたまらないよという感じ。
とにかく忙しく打ちに来る選手ですので、乱打戦に巻き込まれてしまうのは間違いなさそうです。ボディもメキシカンらしく多用します。
静かな試合というのを見たことがないかな。
攻撃姿勢がすさまじいので、派手に倒してる試合も多いですし、古豪パンチャーのムニョスもバルガスの勢いに何もできませんでしたが、墓穴というか、ホレみたことかというダウンを屈したこの映像が忘れられません。
https://youtu.be/fcnZKY0jEjs
シルベスター・ロペスは佐藤洋太や中澤あたりに負けた選手ですが、パワーはすごかったみたいで、バルガスの過剰な攻めに応戦する形でエキサイティングになっちゃったんでしょうが強烈なダウンを奪いました。
それでも、まだ25歳というバルガスは若く、平気に回復しこの試合に勝ちましたし再戦でケリもつけたそうです。
こういう攻めすぎてガツンと食らう負け方しか今のところ想像できないんですが・・・
体格も攻撃力もかなりある厄介な選手ですが、好きなボクシングではないなぁ。
試合が絶対エキサイティングにはなりそうだけど。
挑戦者決定戦でブルギナファソのカポレと戦いましたが、積極性で圧勝でしたが、おとなしくも律儀なカポレはバルガスのほとんどのパンチをブロックしてました。
https://youtu.be/ZUMa1_D6Z2A
そういえば、日本人とも戦っていました。
https://youtu.be/jPDMdpzoAAM
https://youtu.be/5gYIx1VKU9w
一発が効いたというより、とにかく遠い距離に苦労して、ボディが槍のように刺さるので疲労困憊で負けたという感じです。
真っすぐ下がることもあるので、そこまで上手いボクサーとはおもえませんがやりにくそうです。
攻めてきた時にカウンターをガツンか、ロープ際でガツン
いずれにしても近距離でカウンター
しか活路がなさそうではあります。
別に、どうしても長谷川戦が観たいわけじゃありません。
とにかく忙しいボクシングをする男です。
たぶん、遠距離だと積極性で勝つのは難しいだろう。
試合は見てないですが、オスカー・バルデスに屈したということは、ああいうラッシュ力があり下がらない、圧力もあるフッカーを前にすると押されることもあるってことかな。
ナチョの選手なんだな、なんだか異質だな。
この男が誰に挑戦し、どんな試合をみせるのか、王者になっちゃうのか、グスマンの方が怖いかな。
なんか気になるだけです。