長谷川を攻略しバンタムナンバーワンの評価を得ているモンティエル、
精力的に試合をしています、さすがメキシカン。
当初、モレルとの試合が予定されていましたが怪我で流れ、コンセプション相手となりました。
コンセプションはフィリピンのホープAJバナルを番狂わせで下しSフライの暫定王者となりましたが、アルセのボディに屈し、ドナイレにも捌かれて正規王者とはなれませんでしたが、タフで気持ちの強いファイターです。
モンティエルはVSドナイレ戦を意識したマッチメイクといえるでしょう。
バナル、ドナイレともに切れ味抜群のパンチャーに対しても抵抗したコンセプションでしたがモンティエルは手がつけられなかったようです。
コンパクトな左フックで効かされ、とどめは強烈な右フック、
最初の小さな左フックのダウンでかなり効いていたように見えます。
状況打開しようにしても飛び込めばモンティエルの左フックのカウンター、これが切れまくり効果的すぎてダメージを蓄積させたようです。
ちょこんと合わせただけみたいに見える左フックですがこの倒れ方、効かせ方は何なのでしょうか?ボディ一撃KOも多いですが全部のパンチがピンポイントで強いのでしょう。
これはこの人特有の最も警戒すべき得意パンチといえそうです。
長谷川に勝ち、ノッているモンティエルの良さばかりがでた圧倒的な試合でした。
普通の世界チャンピオンではない、スーパーな能力を持っています。
この人のフックは肘が伸びて普通の軌道より体重がのりインパクトの破壊力がすさまじい。ストレートの効かせ方と同じになってます。長谷川戦の左もこの日の右もフックですが肘が伸び横からひっぱたくような軌道になってます。
それにしてもフライ級から上げてきたにしてはパンチ力がありすぎです。
大きくないし馬力型でもないのに不思議です。
タフなコンセプションが半失神状態です。
やはりモンティエルの才能、試合は別格です。