Sバンタム級は激戦区ですが、台風の眼がモンゴルからデビューしています。
ラクバ・シン2世というにはおこがましい、アマチュアで大暴れしたトップ選手だ。
ロンドン五輪はキューバの天才ロベイシ・ラミレスに僅かに敗れたがこのロベイシという選手はリコンドー2世といえるほど金メダルばかりの絶対的な存在。
日本の須佐が初戦で敗れた相手であり、アジア選手権でニヤンバヤルは須佐を破っている。
須佐は日本でプロになれば内山みたいに活躍したであろう選手、最短で世界を狙う逸材だったろう。
プロまだ2戦と遠回りだが新勢力のアル・ヘイモンと契約したからには出世を急ぐはず。
日本の3兄弟なら今にでも倒してしまう実力だろう。
モンゴル人がどこで誰にボクシングを教わっているのかわからないが、相撲がそうであるように足腰が強く馬力のある選手を輩出する。
このニヤンバヤルが可能性を秘めているのはプロ向きなファイターボクサースタイルでパワーがあること。ボディを効果的に打てること。
モンゴル人だからおそらくタフでもありそう。
映像を見るとやはりラクバ・シンに似て小細工のない骨太なファイトをする選手だ。
アマチュアでは52キロのフライ級だがきっと日本人Sバンタム級の誰より強い。(長谷川はフェザーとして)
経験を積めば必ずや世界戦線に辿り着くだろう、マイナーな国ゆえのトラブルさえなければ。
ただ50%以上の確率で消えるんだよなぁ、こういう選手は。
ラクバ・シンはどういう経由であんなにチャンスを得たのかな?
先日インターハイ準優勝レベルの高校生がプロ入りしたら4戦目で世界を狙うと書いてあったが
ニヤンバヤルのような実績の男にこそそう言う権利があるのではないか?
ツグスソグってめちゃ覚えにくいからニヤンバヤルで覚えておいてください。
[youtube]https://youtu.be/e9OVhhDidMs[/youtube] 五輪決勝 [youtube]https://youtu.be/lXl7eN8PdSk[/youtube] プロ2戦目。相手の油断をついたものだがパンチの音がすごい。 [youtube]https://youtu.be/JVBbJWVWIcM[/youtube] VS須佐