12/13 WBA世界バンタム級暫定王座決定戦だそうです。王者は堤聖也で怪我はしただろうが、別に休養王者でもないのだが、WBAは認定料欲しさにしょうも懲りなく暫定戦を繰り返す。
1位、アントニオ・バルガスは待っていれば世界戦が実現するだろう真っ当な実力者。18勝10KO1敗、リオ五輪出場も金メダリストのシャホビディン・ゾイロフに敗北。プロでは那須川天心に負けたジョナサン・ロドリゲスをノックアウトしているが、那須川よりは手こずった。
9位、ウィンストン・ゲレロはニカラグア人で22勝13KOと負けなしだが、対戦相手の質は低く試されていない。真正直な打ち合いのオーソドックスにみえる。
観た限りはアントニオ・バルガスの方が上に感じるが、この勝者と堤聖也が戦うとしても、堤なら勝てるんじゃないかなというほど今は頼もしい存在だ。
私は堤に関心がなかった。ファッションに散財しているチャラいヤンキー兄ちゃんにしか見えなかったが、言ってる事、やってる事、魂の籠った試合、対戦相手の死を経験しても、誠実にブレないところなど、この男はかっこいいなとおもえるようになった。
堤
「井上尚弥が仮想俺のスタイルコピーして拓真に胸を貸している?俺、そんなに(尚弥みたいに)上手くないっすよ。」
日本人世界王者の強さを示すためにも、日本人同士やタイ人相手ばかりじゃなく、本場アメリカや、アウェーで戦う気概も魅せて欲しいなと願う。
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