「効いたという感覚はぜんぜんなかった」
「思ったほどデカくない。カラダつきも、パンチはなさそうだと思いました。実際、パンチはやっぱりないと思いました。でも……」。まさかの1発目の強振を浴びてしまった。
「どこも何も痛くなくて。効いたという感覚も全然なくて。止めるのは早いだろうと思ったんですけれど、石原さん(雄太トレーナー)は“止められても仕方がない”と。悔しい、というよりも、今後のことが……。これから考えます。前向きに」。
S L O W 🎥 M O T I O N
— Top Rank Boxing (@trboxing) November 3, 2019
Another look at @JavierMolina562’s strong first round work (and that massive right hand). #BercheltSosa pic.twitter.com/euJdkpg0jU
モリナはボクシングファミリーで育ち、北京五輪代表というエリートだが、どちらかというと非力で目立つプロスペクトではなかった。発言、内容をみると、交通事故に近い敗北だ。まさかモリナのような選手が1ラウンドから強襲を仕掛けてくるとはおもわなかった。
しかし、日本では対戦してきたことがないような猛者、フィジカルの強い本場でサバイバルをしている選手は想像を絶する。今までと同じような心構えでは通用しない。
岡田は海外3戦目、初戦で苦戦、2戦目では惜しくも世界王者のベルトランにプロ初のノックアウト負けをした。海外が初めてじゃない選手だけに悔やまれる。
前向きに考えるというコメントを信じたい。
これは事故だ。
戦った感覚もないだろう。
それを証明するためにも、世界というよりまずはハビエル・モリナにリベンジして欲しい。
まだチャンスがあるならば。
ゼロからとなっても・・・