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急転直下/井上尚弥VSジェイソン・モロニー

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答えがノーならば、井上とジェイソン・モロニー戦を組むことができるし、その方が良い戦いになるかもしれない。

ジョン・リエル・カシメロが、ファイトマネーの減額に同意しない場合、井上はWBA3位、IBF4位のジェイソン・モロニーと戦う予定だ。

当初見込まれた観客収入がなければ、両ファイターは予定されていたファイトマネーを受け取ることができない。

井上尚弥(19勝16KO)とカシメロ(29勝20KO4敗)は4月25日にラスベガスのマンダレイベイで戦う予定だったが、コロナウィルスのパンデミックで延期を余儀なくされた。

4月とは経済的に状況が大きく変わってしまった。

フィリピンのカシメロは井上戦に備え、3月から4か月間ずっとアメリカに滞在し、井上戦を心待ちにしながらトレーニングに励んでいる。プロモーターのショーン・ギボンズは、試合を実現させるためには、ファイトマネーの減額を受け入れる前に、まず井上がアメリカに入国することが先だと語る。井上にはアメリカ入国のビザは既に下りている。しかし1週間後に在日アメリカ大使館との最終面談を控えている。

ボブ・アラムは両者の試合を9月に無観客で行いたいと考えている。

アラム
「カシメロと話をしなければならないが、井上尚弥と同様にファイトマネーの減額を受け入れる気があるかどうかだ。答えがノーならば、井上とジェイソン・モロニー戦を組むことができるし、その方が良い戦いになるかもしれない。

何度も言うけど、コロナウィルスのパンデミックが起こる前に、日本のファンが大勢試合を観に来てくれる事を想定していたから、ホテルのカジノからの収入など見込んで、カシメロに金の話をしたんだ。それが今は白紙になってしまったからね。」

井上VSジェイソン・モロニーに賛同するボクシングファンはほとんどいないだろう。
カシメロよりもモロニーの方が素晴らしい選手だとはいえない。モロニーは2018年にエマニュエル・ロドリゲスに敗れた。カシメロであればノックアウトでモロニーを倒す可能性が高い。

モロニーが期待できるファイターだからこそ、アラムはこの試合を推しているのかもしれないが、アラムは井上VSカシメロにどれだけの期待と覚悟を持っているのかどうかだ。

カシメロはトップランクのアラムにとってはかなりのリスクであることは認めざるを得ないし、井上が負けることはアラムにとって最悪だ。アラムは井上をアメリカでスーパースターにしようとしているが、井上には厳しい現実が立ちはだかる。アメリカではバンタム級のような軽量級に人気はない。

マニー・パッキャオプロモーションズのカシメロは昨年11月3日にイギリスのバーミンガムでWBO王者のゾラニ・テテを3回でノックアウトした。

一方の井上は11月7日にWBSS決勝でノニト・ドネアを判定で破った。両者共にビッグショットを受けて傷ついたが、最終的には井上が少しだけドネアを上回った。

井上は鼻と目尻を骨折した。ドネアは再戦を希望しているが、それは来年まで待たねばならないだろう。

という訳で

井上尚弥VSジェイソン・モロニー

同じトップランク同士なので、こちらの可能性もカシメロ戦と同じく50%に膨らんだと考えていいかもしれない。
(モロニーはカシメロ⇒井上を希望しているので受けるかどうか微妙だが)

日本のファンとしてはとにかく井上尚弥の試合が観たい、本人が今年2試合したいと言っているので先に決まる方で、是非9月に戦ってもらいたい。もはやそれだけだ。

カシメロが井上戦に意欲を燃やしているのは、裏街道の10年ファイター、3階級王者なのにロードウォリアーで評価もお金も低い立場だった彼が遂に掴んだビッグチャンス、ビッグマネーだからだが、報酬を下げることを了承するかどうか。アメリカ滞在費も相当かさんだことだろう。ぶっちゃけ大赤字じゃないだろうか。しかし今の状況ではどうしようもない。ファイターは皆減額を受け入れて再出発せねばならない。

記事はいつも、どっちが勝った、強かった、苦戦した、ばかりだが、苦戦にはいつも伏線がある。

個人的に井上VSドネアの印象は良くない。見返す気になれない。
井上は序盤はとにかく強いが、試合が長引く、イコール、怪我、トラブル、そんな事実ばっかりだ。超一流はそれをも克服していくのだろうが、常にアクシデントの懸念が伴う。

ドネアも同じく、セサール・ファレス戦は前半圧倒も怪我で大失速、ジェシー・マグダレノ戦やカール・フランプトン戦ははじめから精彩を欠いていた。それが、井上戦での鬼コンディション。いつも同じ強さを発揮するとは限らないのだ。

とにかく、リングでやりあってみないとわからない面が多すぎる。
だからボクシングは面白く、それでも井上尚弥の強さ、伝説的な活躍を信じて応援していきたい。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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