3月22日、イタリアのローマでWBCシルバーSフェザー級タイトルマッチ、及びWBCSフェザー級挑戦者決定戦が決まったようです。
ミケーレ・マグネシ(Michael Magnesi)
23勝13KO1敗
WSBで3勝2敗、アマトップのソフィアーヌ・オーミアに敗れている。
イタリアのトップアマからプロになった選手かな、上体を振りながら前に出て接近戦のコンビネーションが武器の選手。日本人にもこの手のタイプは多いのでやりにくさはないだろう。パワーも技術も王者クラスにはみえないがまとまりがあり世界ランカーに相応しい実力はありそうだ。
YouTubeのおかげで海外選手の映像を確認することが出来るようになりましたが、日本人選手の方が追いかけづらく、私は力石政法という選手の方がわかりづらい。
力石政法
14勝9KO1敗
聞こえてくる評価はとても高く、亀田1号さんは世界王者確実、畑山さんもカミソリパンチだと絶賛していました。過去最強の相手はリカルド・ヌネスだろうが、ヌネスはタンクに完敗した選手であり直近でも2連敗しているので、査定できない。
そして言うほどすごい選手なのかどうかは映像だけではわからないのが正直な感想。
技術で圧倒するというよりはタイミングのカウンターで倒すカウンターパンチャーか。
スピードやスキルがすごいようには見えない。
観た感じの印象だと互角か、評判から力石の方が倒すパンチを持っており上だろうと言いたいが、イタリアでイタリアの選手と戦うということはどんな地元びいきを食らうかわからないので文句のないKO勝利が必要だろう。
見た目は力石の方がイケメンで身長も高いのでイタリア女性のハートを鷲づかみしちゃえばきっと勝って帰ってこれるだろう。
しかしWBCの世界王者はアメリカのオシャキー・フォスター
これはかなり厳しい相手といえる。
Sフェザーの王者の序列は
オシャキー・フォスター
エマニュエル・ナバレッテ
ジョー・コルディナ
ラモン・ローチ
なんじゃないかなぁ。
ナバレッテが実績上位ですが、フォスターは典型的な苦手タイプだろう。ナバレッテはライト級のシャクールからお呼びがかかっています。引き分けたロブソン・コンセイソンとの再戦の声も聞かれます。
ジョー・コルディナあたりとやって尾川の仇をとって欲しいが、コルディナは同国のリー・ウッド優先か、Sフェザーで再び日本人が世界王者になる日は来るのだろうか。まずはアウェーの洗礼を破ってください。