日本だけでもすごいので、情熱が冷めるとともにちょっと追いきれなくなってきた世界のボクサーの近況ですが、興味ある選手はたくさんいます。たとえば
この男はパリで金をとりつつプロデビューもしている。
https://boxrec.com/en/box-pro/867412
フェザー級以上かとおもわれるが、今後どうなっていくのだろう、スケール感は既に私の中ではムロジョン・アフマダリエフを超えている。
そんな気になる、チェックすべき、そしてここに書いておきたいような選手が多くいるが、そこまでの時間も情熱もない状態だ。
そんな私が無視していた存在の一人が
ジェイ・オペタイア
27勝21KO
だ。
昨日試合をしており、東京オリンピックヘビー級銅メダリストのデビッド・ニカ 10勝9KOをノックアウトした。
ニカが失神で衝撃的な内容だが2回はニカがオペタイアを効かせていたり見ごたえのある試合だ。
階級がクルーザーで関心が薄いせいもあるが、オペタイアという選手はWBSSが終わった頃に出てきて、個人的に好きだったマイリス・ブリエディスを破って台頭してきた選手だった。
初戦は何かの間違いかのごとくブリエディスと再戦が組まれたがそこでも明白に下しラトビアの雄ブリエディスはオペタイアとの2連戦を最後に引退となった。
振り返ると今のヘビー級統一王者、オレクサンドル・ウシクが最も輝いて、もっとも苦戦したのがクルーザー級、WBSSでのマイリス・ブリエディス戦であったと記憶している私からしてみれば、このジェイ・オペタイアというのは台風の目、注目に値する王者といえるかもしれない。
私が無関心なだけで、既にオーストラリアでは第一人者であろうし、リヤドシーズンにも出ているし、もしかしたらP4Pランキングあたりにも顔を出す既にかなり人気選手なのかもしれないが、このアクション満載なファイトスタイルと俊敏性は個人的にはヘビー級よりも面白い。
オレクサンドル・ウシクも適正体重で戦ってくれた方が楽しめる。
そんな評価急上昇中のオペタイアには
WBA/WBO統一王者のヒルベルト・ラミレスとの統一戦が注目されているそうだ。
ラミレスも元Sミドル王者でデカすぎるのでライトヘビーに増量もドミトリー・ビボルに初黒星、さらに階級あげてクルーザーで2冠王者と、あのサイズ感だとやっと適正階級に来たんだなとおもう厄介な王者だが
だがまてよ、記録だけみれば
ヘビーよりクルーザーよりライトヘビーの方が強そうだし面白そう
なんておもってしまう。
ジェイ・オペタイアやオレクサンドル・ウシクがどこまでデカくて強いのか、まだ懐疑的な面はあるけれど
アルツール・ベテルビエフ
ドミトリー・ビボル
デビッド・ベナビデス
デビッド・モレル
が揃うライトヘビーの方が激熱ですからね。
無差別級でアルツール・ベテルビエフ最強説もあるかもしれません。
そんな感じですが
ジェイ・オペタイア
注目していきましょう。そんな私は
デビッド・ベナビデスVSデビッド・モレル
を楽しみにしています。
デビッド・モレル
「ベナビデスはボクシング界で最も危険なファイターの一人とみなされている。だから、私が彼に勝てば、私の実力がわかるだろう。みんな彼を『メキシコの怪物』と呼ぶが、私は怪物を怖がらない。追い詰めるんだ!」