マルコ・フックVSクジストフ・グロワッキー
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めったに書かないクルーザー級ですが、ヘビー級のアレクサンダー・ポペドキンとも好勝負を演じた、長期王者、フックがKO負けで陥落しました。頑丈な選手だったので番狂わせ、ようやくフック政権が終わりました。

[youtube]https://youtu.be/yyFRo8w578k[/youtube]

勝ったグロワッキーというのがよく知らない選手ですが、25戦全勝16KOで、貴重なポーランドの王者となりました。
映像のパンチはサウスポーの左オーバーハンドをかわされた直後、そのまま右構えとなり右ストレート。
軸足が移動したのでジャブというよりストレートになりました。
珍しい、テクニカルなパンチです。

フックにしてみたらスウェーで上手くよけたはずが、まさか次の右が必殺ブローでした。
これは避けられない。スウェーというのはもろ刃で、真っすぐ避けたからこうなった。

グロワッキーはアマチュア125戦102勝20敗3分、ポーランド国内王者だったそう。ポーランドではスーパーヘビー級でも王者だったそうで191センチの長身はクルーザーでは大柄だ。

決着の瞬間しか見てないので何ともいえないが、フック相手にこの勝利はすごい。2度目のダウンの詰めも素晴らしい。
フックは気持ちも体も強くKO負けしにくい選手だったが、今回ばかりは意識を刈り取られるようなパンチを食ってしまった。

再びヘビー級に挑戦するなんて言ってるから足元すくわれちゃったかな。
長い間お疲れさまでした。今はゆっくり休んでください。

不人気階級ですが、やはりパワーはすごいので人気王者のコバレフやスティーブンソンでも通用しないかもしれません。

ナイスKOシーンでした。

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