決定ではないですが、WBO王者、ビリー・ジョー・ソーンダースの禁止薬物発覚を受けて、王座はく奪、この試合が決定戦としてオーダーされそうなムードです。10月20日、村田VSロブ・ブラントと同日開催、対戦相手はビッグネームとは言えませんが、トップランカーにチャンスが舞い込む形となりそうです。
カウトンドクワのプロモーター、ネスター・トビアスが猛烈アピールしていたので念願叶うでしょうか?アフリカ最大のパンチャーでGGGでも誰でも、ノーマネーでも戦いたいと懇願していました。
ウォルター・カウトンドクワ
17勝16KO
33歳
デビュー戦が判定の他は全てKO勝利。
アマ歴等はわかりません。
背は高そうです。
映像を見る限りは、基礎はしっかりして、パンチも強いですが、スピードはあまりありません。対するアンドラーデはSウェルター級上がりですが、体格よく、スピードとスキルはトップアマの下地の通り一流です。相手を選ぶメンタル、打たれ強さに課題がありそうなので、彼自身にとってもこういう未知のアフリカンの強打者はテストになるだろう。
願わくば、アイザック・ドグボエのようなアフリカンの大フィーバーを期待したいが、映像をみる限りにおいては、カウトンドクワがアップセットを起こすとしても、同胞のジュリアス・インドンゴのような勝利が精いっぱいだろう。
アフリカの場合、映像も画質があまりよくなく、査定不能なところがあります。ドグボエが有望でもあそこまで強いと確信していたものは少なかったろう。
この試合は、どこか、あの時のドグボエと同じ
ジェシー・マグダレノVSアイザック・ドグボエ
に似た構図だ。
俊敏エリートが、アフリカの野生に呑まれたら面白い。
繰り返すが、映像を見る限り、それは厳しそうだ。
出自、風貌、戦績に怪物のロマンは感じるが、その大きなアゴにバチコーンと強打を食らってひっくり返りそうな匂いもプンプン。