言わせておけ/ブルース・キャリントンVSマテウス・ヘイタ

ランカーの頃から井上尚弥の名前をしきりに出していたキャリントンが暫定ながら王座を獲得しました。

やはり一番に感じるのは井上尚弥より大きいな、階級が違うなということです。

身長173センチ、リーチは183センチもあります。このサイズだと中谷潤人より大きいかもしれません。

キャリントン
「井上の父親も彼がまだ準備できていないことを知っている。そして、彼が準備できるかどうかも分からない。それは戦闘スタイルの問題だけではない。126ポンド級の選手たちが打ち込むパンチだ。122ポンドと126ポンドの選手とスパーリングする際の違いを考えれば明らかだ。パワーは100%違う。もし彼が俺と戦って、カルデナス戦と同じような戦い方をしたら、正直言って彼があのダウンから立ち上がれたとは思わない。俺はフィニッシャーだから。相手をダウンさせて倒したら、そこで終わらせる。カルデナス戦で井上は相手のパワーを少し尊重し始め、後ろ足で戦い始めた。井上は後ろ足で戦うのを好まない。彼は前足で戦うのを好む。そのレベルの敬意を維持できれば、井上を思うようにできる。」

キャリントンは暫定戦の勝利で16勝9KO、危なげない試合運びも相手を効かせることもなく、パワー面ではタパレスやアフマダリエフの方が怖いくらいだと感じる。しかしスキルはなかなか高い。

この王座は、井上に敗れ、その後フェザー級王者になったスティーブ・フルトンがSフェザー挑戦のために返上したものだ。正規王者には存在が希薄なレイ・バルガスがいる。

ブルース・キャリントンはスティーブ・フルトンより少し大きくて、少しパワーがあって、スキルレベルは少し落ちる、その程度かなという印象しかない。

井上尚弥にはアフマダリエフ、年末のピカソ戦?、中谷とのビッグマッチなど、予定が詰まっており、フェザー級への転向時期は今やわからない。それらを無事すべてクリアした後となれば、ボクサーとしてはかなり晩年、30台半ばという地点だ。そのタイミングだけが懸念だが、キャリントンは今意識すべき相手ではないだろう。

WBOフェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)に対戦を呼びかけ、WBA王者ニック・ボール(英)への挑戦もアピールした。

とのことで、その時タイミングが合えば、ラファエル・エスピノサやニック・ボールを下してフェザー級の世界王者としての地位を確立しているのであれば、最終ターゲットになっていくだろうという程度だ。

今のところ、スキルレベルはなかなか高いが、中谷潤人のような難解さと破壊力もラファエル・エスピノサのような恐ろしさも感じない。

言わせておけ

という感じです。

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