井上に絡んだ記事以外は書く気もしない昨今ですが、共感するのがこの一文
今、井上の目の前に、夢にまで見た最強のライバルたちとの戦いの道が開けたが、実は、112秒の衝撃TKO決着にも不満があった。
(減量からの解放に)エネルギーがみちあふれているのを感じたけれど、まだ硬い。きょうの試合では自信がつかない。まだ見えていない実力を引き出せる試合になるのかなと思っていたんだけど、何もわからないままバンタムの最初の試合が終わった。本当なら中盤まで試合をしてバンタムの体力とか耐久性を確認したかった。そこからのトーナメントなら自信を持っていけるが、ここからいくのは未知数
真吾トレーナーも「もう3、4ラウンドやりたかった、そこで対処できれば自信になったのに」と同じ思いを吐露した。強すぎるゆえの悩みである。
もうWBSSの前に試合を挟むことはないだろう。
やってくれる相手もいないだろう。
未知数な部分は練習、環境で補っていくしかなさそうだ。
ゾラニ・テテへの対策は誰をパートナーにすればいいのだろう?清水???
実はいま盛り上がりをみせる軽量級、ただただ楽しみなのもありますが、実はアジアの猛烈アピールなのです。
スーパーフライ級では
シーサケット・ソールンビサイ
ジェルウィン・アンカハス
倒すパワーもあって確実に面白い試合をしますし
もしかしたら2強と言えるかもしれません。
彼らはバンタムに上げてもフィジカル負けはなさそうです。
そしてバンタム級の井上尚弥
軽量級をけん引しているキーマンはアジア人ばかりです。
井上の強さ、体格、パワー、等々、様々なものを差し図る目安が欲しいのです。
マクドネル対策で大きなボクサーを招聘してきました。実は結果的にはマクドネルより彼らの方が骨があったかもしれません。その他、我々の知らない様々な選手を呼んでスパーリングに励んでいるのだろうとおもいますが、絶対のパートナー、常連といえば、ジェネシス・セルバニアくらいなのかなぁ。
そんな井上に何度も言ってますが、この男
トゥグッソト・ニャンバヤル
10勝9KO
あたりを常連パートナーにして欲しいのだ。
ロンドン銀メダル
(金のロベイシ・ラミレスに14-17)
その他ありとあらゆるアマチュアで日本人の雲の上をいく存在であった彼
先日、元暫定フェザー級王者のオスカー・エスカンドンに3ラウンド圧勝しました。
この試合も前戦(Sフェザーで無敗のハーモニット・デラトーレ)もダウンを屈しましたが、まずは順当な地力勝ちです。
同じアジアで、この男と互角以上にやりあえるようなら、フェザー級くらいでも盤石でしょう。年齢も1歳違いです。
いくら無双の井上といえど、体格や耐久力の壁は必ずあるとおもうし、あのスピードに依存したボクシングの全盛期は、あと5年、30代であのパフォーマンスは難しいとおもわれる。
同じアジアには才能だけはピカ一なマーク・マグサヨ(井上より年下)などもおり、あっという間の全盛期、最高のパフォーマンスと結果を残すためにも、井上には骨のあるパートナーが必要です。
輝かしいアマチュア実績を誇るニャンバヤルですがWSBでは今度WBC決定戦に出るノルディン・オウバーリに負けた過去もある。オウバーリ、全くの無印ですが、WBSS参戦となれば実績ナンバーワンかもしれません。小さいですが。
https://twitter.com/KingTugBoxing
尊敬に値するボクサーといえよう。