
マイナーどころの試合動画をいくつか
クリス・ジョンVSチョラタン・ピラピニョ
誰がこんな長期政権を予想できたかクリス・ジョン、もう17度防衛、戦績は48勝無敗(2分)です。
一回引き分けたロッキー・ファレスも先日涙の復活勝利をしましたね。
今回は相手が不気味、マイナータイトル防衛続けるタイのピラピニョ。戦績はすさまじくて44戦無敗でした。
観戦するとジョンは手数出してガンガン打ち合ってます。そしてやはりディフェンスが上手い。芯に当てさせないんだよなぁ。でも昔と違って打たれ、消耗するファイトしてます。
ピラピニョもさすがにタフでかなりの強豪でしたがキャリアを通じ、強敵との対戦が少なすぎなのが痛かった。
激戦ですがほぼフルマークでジョンです。
榎との試合もそうでした。激戦のようでいて試合支配してるのはジョンなのです。
豪打をまともに食わない、受け流す技術が巧みです。
ジョンの負けなさ、わかりにくい巧さは相当なもんです。だんだん好きになってきてます。巧いし強いっす、これは。
誰も関心ないでしょうがノニト・ドネア戦を最後に引退してはいかがでしょうか?
サダム・キェッヨンユッVSアリッシャー・アシモフ
タイに怪物的王者がいなくなって久しい。サダム・キェッヨンユッというのはかつてホープとおもい注目していた選手。ライト級なんでタイ人には実績ない階級でしたがファイトスタイルがタイソンのように獰猛なので気になっておりました。ここで初黒星を屈してしまったんですね。
相手は当時無敗のオリンピアンのウズベキスタン人。こういうロシア系は強いんだよなぁ。たぶん世界への最終段階だったのだろう。
やはりサダム・キェッヨンユッのボクシングは豪快だが少し雑だったのだろう。テクニシャンに跳ね返されてしまいました。
しかし負けてからの悔しがりっぷりはかなり男らしい。再浮上なるか。
アシモフ一気に来るかとおもいきや次戦で韓国のキム・ジフンに負けちゃってます。
レベルの高い本場、世界挑戦手前の試合ですね。
ホァン・グスマン
忘れ去られた無敗の怪物、ついにSライト級で世界戦です。
相手は・・・読めない。
ハヒブ・アラベディブとでも読むのか???
無敗のサウスポーの技巧派、ロシア人、トレーナーはコンスタンチン・ジューだそうです。
かなり完成度高いです。
かなり上昇気流の完成度高いボクサーなのでグスマンに陰りがあればこの男が勝つでしょうが、コンディション整えさえすればミラクルなスピードと才能でグスマンがまたタイトルを獲るのではとおもいます。
昔から好きなので応援します。