直前に迫ったSuperFly2。本当は主役であるシーサケットを取り上げたいけどまだインタビューはみかけない。寡黙な男はリング上で雄弁に語る？いえ、直前には出てくるでしょう。
ブライアン・ビロリアとドニー・ニエテスの共通項はたくさんあります。彼らは互いにフィリピン人ルーツであり、長い間、ボクシングのトップシーンで注目と尊厳を集め戦ってきました。
そして30代も半ばを過ぎて、カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムで、土曜の夜、キャリアで最も重要な舞台に立ちます。
35歳のニエテスにとってはアメリカのメジャーなネットワークでの試合は初めてです。37歳のビロリアは108ポンド、112ポンドの元王者で過去の栄光を取り戻すためのラストチャンスの可能性があります。
互いに、ワイルドカードボクシングジムでトレーニングをしています。ニエテスがフライ級でエドガル・ソーサと戦う前にも一緒に練習した事がありますが、また再びこのような機会を得るとはおもってもいませんでした。
ビロリア
「素晴らしい作業です。己のエゴは捨てて、互いに助け合って準備しています。同じ階級で別の王者とスパーリングすると、自分の方が強いぞと誇示しようとしますが、ドニーとは互いに誠実さを持って練習しています。」ビロリアは、別の名のある選手とスパーリングをするとコントロールが効かなくなることを知っています。かつてのジョバンニ・セグラがそうでした。エゴがぶつかり収支がつかなくなるのです。最終的に彼らは数年後に戦い、ビロリアが8ラウンドでセグラをストップしました。
ビロリア
「今回は違いますが、あるトレーニングキャンプでは、己のエゴのせいで、俺はあの世界王者をスパーリングで倒したんだぜなんて言ったこともありました。」ハワイで生まれ、5年間フィリピンで祖母に育てられたビロリアは言いました。彼らは週に3回、4ラウンドのスパーリングを行っています。ニエテスが戦うレベコがビロリアに似たスタイルである事を期待して、合同練習が実現しました。
ニエテスのトレーナー
「ビロリアとニエテスのスパーは素晴らしいです。まるで実際のリングで戦っているようになり、自信が湧くからです。彼らはプロなので何をすればいいかわかっています。互いを傷つけるような事は決してしません。ミスを指摘するよう教え合うのです。」ビロリアはニエテスを高く評価しており、メジャーネットワークに彼が登場するのをうれしくおもいます。
ビロリア
「ええ、ニエテスは間違いなく最も過小評価されたファイターの一人でしょう。軽量級の最も大きな過ち、損失は長い間ニエテスのようなファイターを見過ごしてきたことです。しかし我々は今、HBOやその他のネットワークを通じ、世界中にその才能をアピールできる機会を得ることができました。」
インタビュー動画はあるが記事はなし。
ニエテスはどちらかというと寡黙なようです。
ダラキアンはちょっとタイプが違うけど、互いに最高の環境、パートナーですね。
35歳と37歳の奮闘を願います。
この舞台に、井上ではなく比嘉が観戦に向かいました。
