今年も残すところあとわずか。
誘惑の甘い香りがする試合はもうない。
あとは予定調和の余興が残るのみ・・・
その中でいくつか
ダニエル・ジェイコブス(米国)VSピーター・クイリン(米国)
ブルックリン親友対決?
上手いのはジェイコブスだがスケールがあるのはクイリンの方。
とても難しいがKO率も高いジェイコブスを推す。
アムナット・ルエンロン(タイ)VS李明浩(大阪帝拳)
アムナットは反則を混ぜた判定狙いの嫌な戦いかたをしてくるだろう。
消化不良の泥試合に巻き込まれる李がどうやって我慢するかだ。
狡猾で手抜きなアムナットはスタミナ、ボディに難があるはず。
顔面は当たらないので我慢してボディを叩き続けたい。嫌倒れするまでずっと。
ルイス・コンセプション(パナマ)VSジョバンニ・セグラ(メキシコ)
バチバチの殴り屋対決
うらやましいなぁ、日本人は両者とも敬遠するタイプのパンチャー。
苦労して王者になったコンセプションが少しは利口なファイトをするかな。
デニス・シャフィコフ(ロシア)VSランセス・バルテレミ(キューバ)
シャフィコフのイカつさ、耐久力は要注意だがたぶんバルテレミだろう。
上手さ、やりにくさ、大きさ、普通じゃない。
内藤律樹(E&Jカシアス)VS尾川堅一(帝拳)
一発でも当たれば尾川だろうが、一発もクリーンヒットさせないのが内藤。
色気をみせず動き続け判定狙いなら内藤の完封だろう。
マルロン・タパレス(フィリピン)VS大森将平(ウォズ)
同じ階級かというほど体格差がある。しかも大森はヒョロヒョロ体型でもない。
大森が簡単に通過点にするかつまづくか?タパレスの才能とキャリアを支持したい。
井上尚弥(大橋)VSワーリト・パレナス(フィリピン)
ホリプロとか芸能活動はどうでもいい。試合してこその評価だ。
試合してないのに評価が高すぎる。
井上の圧勝だろうが、こんなペースでは応援できない。
けがをせず来年は最低3試合して欲しい。
ハビエル・メンドサ(メキシコ)VS八重樫東(大橋)
実はペドロ・ゲバラなんかより怖い、危険な王者なんじゃないかとおもうのがこのメンドサ。
三浦に刺激を受けた八重樫はこの試合、相手とバチバチ殴り合うつもりじゃないだろうか?
勝っても負けても悔いなき最後の試合と覚悟しているようにみえてならない。
メンドサはそんなに上手くも速くもないが、パワーがあってガンガン打ち合う王者だ。
ルイコンやセグラのサウスポー版みたいな選手。八重樫よりずっとパワフル。
頭脳的に戦う必要があり、ただの我慢比べのドツキ合いは危険だ。
細野悟(大橋)VS下田昭文(帝拳)
裏メイン
判定で下田、KOで細野
最近ひどい出来の細野だが、馬力、耐久力が違うとおもうので、たぶん予想不利だろうが細野を支持する。
松本亮(大橋)VSフィリピン人
明らかに井上兄弟と路線が違う松本。
試合数は多いが格下の東南アジア人ばかりだ。
なぜだろう?
とても実力を査定できる相手とはいえない。
スタイリッシュとはいえない松本、やはりなんか理由があるのだろう。
あっそういえば長谷川の試合も気になるな。