リチャード・コミーVSレイムンド・ベルトラン LIVE

ベルトラン、大幅な体重超過でタイトルマッチにミソがつきました。2時間後の再計量も放棄しこれは粟生の時と同じ勝てばいいモードです。高齢で残りのキャリアもわずか、最後の世界戦のチャンスともいえそうなこの機会に何を考えているのだか・・・それでも戦うコミーの意気込みは買うが、粟生の時と同じでベルトランは屈強、狂暴であろう。あの時より大幅な超過だ。それなのにニッコリ勝利宣言のフレディ・ローチの人間性も疑ってしまう。

ベルトランが勝っても王座の移動はなし。ロマチェンコの、いやテオフィモ・ロペスか中谷正義の相手はコミーに決まった。ならばコミーの快勝に期待する。

もしかしたらベルトランが勝ったら王座は空位で、テオフィモVS中谷が決定戦に昇格か。そこまで踏んでのトップランクの策略ならすごい。ベルトランにはまたチャンスやるからさと。ベルトランはアメリカ、トップランクではやや雑用係な役目だし。

1234567R
コミー
10
10
9
10
10
9
9
67
ベルトラン
7
9
10
9
8
10
10
63

コミー:32歳/30戦28勝(25KO)2敗
ベルトラン:38歳/46戦36勝(22KO)8敗1分1NC

ちょっと髪を伸ばしたテオフィモ・ロペスがゲストで気を良くしてしゃべっている。
特集されている。

ロマチェンコがキングであり、その他の王者がいて
テオフィモとデビン・ヘイニーがトッププロスペクトの位置にいるという扱いで、ライアン・ガルシアとか無視されてるんでやっぱりトップランクっぽい番組なのかな。
マイキーも観戦している。ダニー・ガルシアでなくこっちの階級でやればいいのに。

もうジュニア・ファとかいいからメインをやって欲しい。

ベルトランがサイボーグ化してないか心配。コミー頑張れ。

1R

身長差はないが
ベルトランの方が厚みがある。
体重差がかなりありそうだ。

積極的に手を出すコミーのワンツーでいきなりベルトランダウン
ロープに詰めて滅多打ちで2度目のダウン。
その後もコミーが打ち込んだがベルトランは耐える。

コミー最高だ。

コミー10-7

2R

2度倒れても3度倒れないしぶといベルトランが逆襲モード。
しかしリーチの短いベルトランは距離が近くないと力を出せないので
遠距離からもパンチが延びるコミーがコントロールしている。
初回のダメージを感じさせないベルトランだが

コミー10-9

3R

ジワジワベルトランが巻き返す。
ダウンしてもしぶとい。
岡田戦に少し似た展開。
フィジカルはベルトランの方が強く
ボディコンタクトではコミーは押されている。

ベルトラン10-9

4R

初回の勢いがなかったかのような
互角の我慢比べになってきて
フィジカル的にコミーの足元が危うい部分が出てきたが
しっかり打つコミーのストレートがベルトランを捉え
これにはベルトランもよろめきうろたえる。

コミー10-9

5R

コミーの強打を防ぎきれないベルトランはもう足元が怪しく
踏ん張り効かず前に転ぶ。これもダウン。

コミーあとちょっと。

長い距離からコミーのストレートがしっかり当たる。
よろめくベルトラン。

あと少しでノックアウトできる。

コミー10-8

6R

ベルトラン、普通ならもう棄権でいいだろうにセコンドは送り出す。

バッティングが何度も起き、コミーはしんどそう。
コミーはロングからの一発クリーンヒットからしか仕掛けられない。
だからそれがないと仕留めが遅い。

もうベルトランは効いてるから一気に攻めたいが
ゆっくりしてると回復してしまう。

あれだけ効かせたのにベルトランの反撃にあう回となった。

ベルトラン10-9

7R

ベルトランはピンチから生き返るという繰り返し
コミーは一発頼み。

またベルトランがゾンビのごとく復活してきた。

ベルトラン10-9

8R

スピード、爆発力、瞬発力、があればベルトランは堕ちるとおもうが
同じリズムで打ち合ってると復活してくる。

タイミングの左フックカウンターでまたもベルトランダウン。
一気に仕掛けろコミーとおもったが

あまりにダウンの多いベルトランをレフリーが止める。
ベルトランのやたら下品でセクシーな奥さんも泣く。

コミーに積極性とKOパンチがあったから
なんとか体重超過の重たいベルトランをノックアウトできた。
この決め手がなければ泥沼に引きずりこまれていただろう。

決め手があるのが魅力的だが、スピードや爆発力は
テオフィモ・ロペスやロマチェンコに及ばない。

もうベルトランは体重超過も含め
これで終わりでいいのではないか。

よかった。

岡田とコミー
やはり違うな。

前座

カルロス・アダメスVSパトリック・デイ

デイは巧いがパワーはアダメスにある。
デイは身長。リーチ差で距離をとりたい。アダメスのいいところばかりスローで再生されるがデイの方がポイントはとっている。かなりハイレベル。動くデイを捉えたいアダメスはサウスポーにチェンジしたり工夫しているが追いきれない展開。
トップランクのアダメスを応援してるのかアダメスのパンチに実況は湧くが試合をコントロールしているのはデイ。しかしパワーレス。アダメスのパワーパンチが上回ってきて実況のムードもアダメスで終了。アダメスになるのか。最後は圧倒的にアダメスが攻めてデイはダウン寸前になってしまった。村田のパートナーとして残念だがアダメスの方が実力は上だな。
冷静なポイントなら競ってるとおもうがアダメスの大差勝利。パワーとタフネスがある。

サウル・ロドリゲスVSミゲル・アンヘル・ゴンザレス

23連勝1分でメイウェザープロモーションと契約したロドリゲスだが1分のみでやや停滞中。ゴンザレスは4敗してるが25勝22KOの強打者。ロドリゲスが終始積極性と正確性で優勢も、劣勢からの左フック一発のカウンターでゴンザレスが逆転ノックアウト勝利。ロドリゲスは初黒星。
ミゲル・アンヘル・ゴンザレス・・・この名前のファイターは危険だ。
本場サバイバルは険しいが勝たねば世界も無理なので健全か。

レイモンド・ムラタラVSオーグスティン・マウラス

7勝5KOというムラタラ。素晴らしいパワーと才能を秘めたライト級だな。すごい左でダウン奪い、フォームもいい。初回はなんとか耐えたマウラスだが続けても危ない、勝てないと棄権。
マイキーやロマチェンコとスパーリングしているという22歳、ムラタではなくムラタラに注目だ。

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