昨日は小原がKO負けという残念なニュースがありました。ダブルノックダウンで小原の方が効いちゃったという・・・デビュー戦で逆転KO負け、トロヤノフスキー戦でも一発に散り・・・モロ被弾する危ういディフェンスという点がはじめから改善されていない気がします。
それ以外は日本人離れしたいいものを持っているのだが、村田みたいなガッツリブロックでもいいからディフェンスを強固にしないと先はない・・・
さて、日曜日の話題に触れておきます。
相手がどうのこうのより、本人次第といえそうな2試合です。
残念ながら、勝敗が予想できない緊張感のある試合とはいえないですが、毎度のことですが次に繋げるための試合でしょう。
WBAミドル級タイトルマッチ
村田諒太(帝拳)VSエマヌエーレ・ブランダムラ(イタリア)
発言を聞いているとガンガン攻めて圧倒するスタイルではなくジャブをつき消耗させる、冷静な試合をしたいとの事だが、村田が世界にアピールするのは上手さではなく強さであり、技術を見せられてもピンとこない。ジャブと右、左ボディしかないので見た目に上手くも見えずらい。日本に五輪金メダルのゴツイ奴、強いのがいるなぁとおもわせなくてはならないのだが・・・
フィジカルで圧倒的に優位っぽいので、KOで勝てそうな相手だが、技術戦をしていると冴えない試合になっちゃうかもしれない。
WBCフライ級タイトルマッチ
比嘉大吾(白井・具志堅)VSクリストファー・ロサレス(ニカラグア)
https://www.youtube.com/watch?v=aEeoGRq0ggw
減量が過酷みたいだが、相手レベルは過去の世界戦より劣るものだし自分で選んだ相手だから16連続KO記録しかないだろう。ロサレスは背が高く雰囲気はあるがアンドリュー・セルビーにはスピード、技術負けしていた選手なので苦戦はできない。SUPERFLYに参戦するならなおさらだ。
今まで比嘉のいい部分ばかりが目立ったが今回も上手くいくだろうか?課題が見えた方がいいくらいかもしれない。そして、フライ級ではやや物足りないが、減量が相当大変そうなので、これで最後になるのかな。
毎度そうですが、今回は特に勝って次に繋げる試合、相手を選んだものなので予定調和でなくてはならないし、実際そうなるだろう。海外でも観たいといわれるくらいの圧倒的な強さを両者ともみせつけなければならない。
ブランダムラ、強くはみえないが負けた相手はソーンダースとミシェル・ソロという一流だけ。ロサレスはセルビーとヤファイ、キービン・ララに負けるもKO負けはない。
ほんの少しの不安を抱きつつ観戦するとしよう。
CMいっぱいで疲れるだろうけど・・・