ゲンナジー・ゴロフキンVSマシュー・マックリン

今更更新・・・WOWOWからのクレームから調子おかしいです。サイトも地味にしておとなしくやっていくか

今やSライト級のマティセと並んでボクシング界を席巻しそうな恐怖の拳ゲンナジー・ゴロフキン。
カザフスタン人で世界の注目集めにくいですがその試合内容でジワジワと評価を高めつつあります。

対する相手は英国のマックリン、セルジオマルチネスに善戦しフェリックス・シュトルムには勝ちに近い内容・・・
名王者に肉薄する試合を見せておりました。

が、蓋をあけてみたらゴロフキンの圧勝。
パワー差はもちろん、冷静な試合運びで技量でも圧倒してしまいました。

ゴロフキンで驚くのは何と言っても一発一発の強さです。ジャブもボディもとにかく何で?といいたくなるくらい、ミドルでは標準以下の体格なのに強烈に強いです。
さらに下半身、バランスも安定し、パンチを当てるのも巧み、脆さなどみじんも感じません。
内山と同じように毎試合、この人は同じ階級では破壊力が違いすぎる、当たればエンディングは近い、そういう域にいます。
そこへもって世界選手権金、五輪銀の技術の裏付けがあり、これはもうP4Pに近い位置にいる王者ではないでしょうか。

BOXRECなどで調べてもアマチュアの敗戦はほとんど見当たらない。
何やらアマチュア戦績は345勝5敗だとか・・・
もちろん村田とやったことないですよね。

でつくづくおもうのが唯一確認できるアテネオリンピック決勝、ガイダルベク・ガイダルベコフに負けている試合ですが、この試合、ガツガツ打ち合ってガイダルベコフが打ち勝っているんですよね。
打ち勝ってるというか的確さで優っている感じ?パワーもひけをとらない。

僕の中ではガイダルベク・ガイダルベコフという選手は岩石岩男さんと勝手に妄想して神格化されております。
それもこれもゴロフキンがすさまじく強いからです。

あっあともう一人いた、モハメド・ヒカルという人です。
エジプト人ですな、プロにはもちろんなってない・・・うーん、世界は広い。

アンドレ・ウォードが陽気に解説してましたが、ゴロフキン攻略を考えると階級上のこの人の塩づけテクが唯一の道か・・・
あるいはカシム・オウマ戦は効くことはなかったでしょうが手を焼いて強引にねじ伏せたような試合だったので、やっぱ動き回る選手を追うと雑になるのかな・・・
とか、今後の試合、相手が非常に気になるのでした。

僕の好きなディミトリー・ピログも復帰、健在をアピールするならゴロフキンとやるべきだな。
決まりかけていただけに・・・

[youtube]http://youtu.be/2wRvOfJQgJU[/youtube]

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