千里の道さえ茨の道/村田諒太VSジェイソン・クイグリー

日本人ボクサーの勇気ある、骨のある試合が続きます。決定を待ちましょう。

大怪我から復帰したジェイソン・クイグリー(14勝11KO)に人生最大のチャンスが訪れた。10月20日、ラスベガスのマンダレーベイでWBA王者、ロンドン五輪金メダリスト村田諒太(14勝11KO1敗)と対戦する事が明らかになった。

ゴールデンボーイプロモーションのクイグリーとトップランクの村田、村田ははじめて日本を離れることになる(はじめてじゃないとおもう)村田は現在WBAのベルトを保持しているが、その上にゴロフキンが君臨している。

村田は12連勝の後、WBA王者のハッサン・ヌジカムと戦いスプリットで敗れたが、議論を呼ぶ判定で再戦を支配し王者になった。4月にイタリアのエマヌエーレ・ブランダムラを8回KOし初防衛に成功した。

クイグリーは昨年3月のグレン・タピア戦で靱帯を損傷し一年のブランク、今年3月にダニエル・ロサリオを6ラウンドで破り復帰した。

正式な発表が待たれる。

まだ決定ではないのかな、意外な相手になるかもしれません。

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クイグリーの事は何度も記事にしており、トップアマからプロ入りした中ではキトロフが後退した今一番の切り札だとおもっておりました。GGGの次の世代を担うミドル級であると。デラホーヤにスカウトされ、未来が広がった矢先にグレン・タピア戦で重傷、これが唯一の懸念材料でしょうか。

アマ240勝10敗

世界選手権銀
ヨーロッパ選手権金

これからの選手なので、アマで既に有名どころな名前が探しにくいですが、知った名前だと

イエフゲン・キトロフ
ビジェンダ・シン

らに勝っています。

カザフスタンのアマ世界王者ザニベク・アリクハヌリに負けています。

身長183センチ、リーチ183センチの27歳
村田と比較し体格が劣ることもないだろう。

これは日本でやるなら村田かなとおもいますが、ラスベガス、クイグリーもゴールデンボーイの秘蔵っ子なので、冷静には村田不利と予想します。クイグリーはアイリッシュの白人で、未だアマチュアっぽさが残っていますが、とにかく速いです。精度よりスピード命な速射砲という印象があります。このスピードと反応速度に愚直に重厚にアタックしていくのが村田の活路でしょうか。

けれど過去の古い動画より怪我から復帰した最新の試合をみて見極めよう。

かなり雑かな。

カネロVSGGGの再戦を受けて、複雑怪奇を極めていたその他ランカー達。

ジェイコブスVSデレビヤンチェンコ
ソーンダースVSアンドラーデ

が意外やすんなり決まりそうという流れでは、ミドル級もガチ路線に突入していくのでしょうか。チャーロ兄だけ取り残されています。

私の予想が外れて欲しいですが
クイグリーは手ごわい。

村田不利を予想させていただきます。

だからこそワクワクしますけど・・・

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コメント一覧
  1. クィグリーにしろブラントにしろ、村田にとっては過去最強の相手にはなると思いますけどね。クィグリーは当然のこと、ブラントもおそらくヌジカムより上です。ただどっちもはっきりいってしまえばチャーロ兄や他の王者と比べたら相当の差があると思うので、他の王者と試合をするつもりなら、この程度の相手はKOできないと無理でしょう。

    逆に負けるようなら進退を考えろとしか言いようがないです。正直に言えば判定勝ちに終わっても他の王者とあまりに差があるということを証明することになってしまいますから、引退まで雑魚狩り路線で最期の試合で運がよければ思い出挑戦で他の王者とやるしかないでしょう。厳しい言い方だとは思いますが。

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  2. マ夏氏
    村田の展望が見えてこないですよね
    gggを追うのじゃなければ今のミドルでリスクリターンと勝敗と相性を考えると他にはチャーロしかいないと思います
    自分も今となってはこちらの方が見たいですか
    ただチャーロが村田に興味を持ち対戦可能な状況になるまで村田が生き残り続けるのは厳しいと思ってます

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  3. 最新試合みると劣化してますが、27歳だしアマの総合的な実績では村田より上くらいなので楽しみにします。決まったわけじゃないだろうけど。

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  4. クイグリーは攻撃に重きを置いていてその分防御が今一で結構食うように思います。
    また防御の横の動きも少なく直線的で後ろに下がる、あるいはスウェーも多くて村田の方が勝機アリと思います。ただ、パンチの当て勘は良いと思うので打ち合いは要注意でしょうね。

    村田が本当にGGG狙いならもうちょい名のある選手とやった方が良いと思います。
    GGG時代で村田は勝負するべきでネクストGGGはハイリスクローリターンにしかならないでしょう。個人的にはその方がガチぽくて良いですが。

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  5. 復帰後はすっかり精彩を欠き、この状態なら村田の圧勝では。怪我前も自分には村田有利に見えます。村田の戦い方は、「パンチ力」と「プレッシャー」で上回れれば、非常に負けにくいスタイルなので。
    この試合の後にブラント戦、というのを見ましたが、これを挟む理由って何なのでしょうね。村田-クィグリーをラスベガスでやっても注目を集めるとは思えませんし。GBPと組むことで、他にいい試合を入れられる、とかですかね。

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  6. クイグリーはかなり好みのボクサーなのですが(初めて見たときはチャンピオン間違いなしだと思った)、復帰戦はすっかりキレがなくなったように見えます。この状態なら村田が愚直に前に出て空間潰してズドンといけそうな気がします。復調してれば間違いなく過去最高の相手。それでも上回る村田が見たい!

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  7. 村田は攻撃のバリエーションは少なく、追い足もないですが、相手との距離をつめてプレッシャーをかけるセンスはあるので、よっぽど純粋なアウトボクサーでもない限りボクサータイプのボクサー捕まえるのはそう苦労しないと思うので、村田より体格の劣る攻撃型アウトボクサーの場合、村田とは相性が最悪でしょう。また意外にもカウンターが相当強烈で、ヌジカムはこのカウンターを食ったことで2戦目は手詰まりになってました。村田はヌジカムに判定負けしたことで、手数が少なすぎてもダメということを学んだ感じがあるので、一皮向けている気もします。

    ミドルは正直一部のボクサーを除いてレベルが低いので、クィグリーも正直ブランクを加味するとトップレベルとは言いがたいので、ここをクリアできないようならそれまでの器ということでしょう。

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  8. 雑なのもありますが、だいぶスローになってるような気も…?
    感覚等まだ戻ってないのでしょうか。でも戻してきたら村田にとっては過去一番の相手でしょう。
    なんとか捕まえられればKOのチャンスも有り、捕まえられなければほぼ判定負けか。

    ミドル級の日本人が重厚なプレスをかける側ってだけでなんか不思議な感じもしますが、
    面白い対戦になりそうです。勝てばかなり自信つけられる相手じゃないかな。

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  9. >>an extremely contentious split-decision – a result decried as one of the worst ‘robberies’ in many a year

    おっさん ここは意図的に訳から外したのか?

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