今日は断然テレ東ですがメインは全てSフェザーです。
Sフェザーの2団体の王者がお目見えするんで一般の方にはただでさえわかりにくいとおもいますが、
実はもう2団体もあり
最強とみなされているのが防衛7度を誇る内山を差し置いて2階級目の
ミゲル・マイキー・ガルシアです。
33勝28KO無敗
なんか、ガラパゴス日本特有のやり方として今日の勝者がどっちが最強か統一戦をしようや!
みたいな流れにもっていきそうな気配も感じますが
最強と評価されているのはあくまでガルシアです。
そこを目指して頑張ってもらいたいものです。
特に内山は金子を圧倒するようならもう手ごろな相手を日本に呼んでというレベルにないとおもわれます。
具志堅の記録がなんとかいってますが、階級の歴史、レベルが全然違います。
昔の貴重な世界王者だから今と比較できない存在ですがぶっちゃけ当時のLフライなどは新設されたレベルの低い階級です。重ねて比較はできませんが内山の方が世界的注目度の高い位置にいるのです。
ガルシアは本場の人気選手なので簡単には事は進まないでしょう。
向こうだって内山の映像みれば、ハイリスクローリターンだとおもうでしょう。
内山の王座を巡っては再び暫定に這い上がってきたブライアン・バスケスVS元フェザー級王者(体重超過で王座はく奪)のハビエル・フォーチュナで挑戦者決定戦が行われるそうです。
この試合、実に興味深いです。
バスケスは内山の豪打に散りましたが、その他は無敗。本来はよく動くテクニカルな選手です。
今は打倒内山を目標に掲げ頑張っているそうです。あの試合ではらしさも出せず内山の豪打に散りましたがなかなかいい選手です。
そして一方のハビエル・フォーチュナ、これが非常に面白い選手です。
若い、速い、獰猛、危険・・・
殺戮本能がとっても高いです。
[youtube]http://youtu.be/CWXMezTuedk[/youtube]
[youtube]http://youtu.be/HmXKbQdNKBI[/youtube]
日本にお呼ばれしないタイプの南米の強豪です。特に温室栽培選手には絶対やらせたくない筆頭のようなスタイルをしています。
超攻撃型で野性的なフォーチュナ、圧勝続きでしたが前戦はキューバのルイス・フランコと引き分け。
ルイス・フランコは元トップアマ。リコンドーやガンボアにどうしても適わなかったキューバ代表2軍的選手です。
ブライアン・バスケスが以外と柔軟なスタイルなのでフォーチュナを攻略することも考えられますが(内山の豪打にも倒れなかったし)順当ならフォーチュナの猛威がバスケスを呑み込んでしまうでしょう。
VSバスケス2は新鮮味がなく
VSフォーチュナはマニアしかその危険度を知らぬハイリスクローリターンな試合です。
どうせ、今後、階級の最強を証明していくなら
チマチマした防衛戦などせず
VSマイキー・ガルシア
VSフォーチュナ
Sフェザーに戻ってきた
VSガンボア
あたりを視野に入れてもらいたいものです。
全てVS内山を想定して言ってますが、まずは今日の結果、内容次第ですね。
内山高志34歳
豪打で世界をあっといわせ
VSワシル・ロマチェンコ
なんて実現したっていいじゃないか!
ここまできたら勝ち負け越えた究極の戦いです。
夢を追いかけよう。