3部構成は大変でした。軽量級より見逃せないファイターが多いせい。結局は、米国主導で今の王者達で賑わう事になりそうですが、新たなスター誕生も期待したい。この中で皆さんのお気に入りを探し2019年全力で応援してください。
スーパーフェザー級
ここで特集した通り。
[st-card id=42356 ]ライト級
マイキーとロマチェンコで王座を独占しそうな現状(ホセ・ペドラサもいる)だが
新勢力は豊富。マイキーは返上せずスペンスに挑むのか
リチャード・コミーRichard Commey
27勝24KO2敗
マイキーへの挑戦は振られたがイサ・チャニエフとの王座決定戦が決まりそう。
2つ負けて挫折も悲願達成なるか
ザウアー・アブドゥラエフ Zaur Abdullaev
10勝6KO
ロシアの主にジュニアやユースで活躍した人らしい。
ランクは高い。
中谷正義 Masayoshi Nakatani
17勝11KO
もうどの王座にも挑戦していいランクにはいる。29歳。
このままOPBF専門でいくのか世界に挑んでみるのか。
アントニオ・ロサダ Ines Antonio Lozada Torres
40勝34KO2敗1分
ベルデホに勝って名を上げた人だが、彼自身も凄まじい戦績なのだ。
ベルデホへの勝利はアップセットではなかったのかもしれない。
せっかく勝ったのにその後格下と引き分けてしまった。
デビン・ヘイニー Devin Haney
20勝13KO
まだ20歳、2019年勝負するのかまだ先か。
負けにくいボクシングを構築している。
エミリアーノ・マルシリ Emiliano Marsili
36勝14KO1分
未だ無敗の42歳のイタリア人。
世界戦のチャンスはあるのだろうか。
エベンス・ピエレ Evens Pierre
30勝20KO1敗
ハイチの34歳。拠点もハイチなので厳しいか。
クリスチャン・バエズ Cristian Baez
16勝15KO
まだ雑魚戦ばかりだが、KO率が楽しみなベネズエラの27歳
テオフィモ・ロペス Teofimo Lopez
10勝8KO
今強烈に売り出し中のリオ五輪代表。こっちは目立ち、注目していたカルロス・バルデラスは影が薄い。
どうせならデビン・ヘイニーあたりとやって欲しい。
カルロス・バルデラス Carlos Balderas
6勝5KO
リオで成松に勝った男。ランク入りしてないが、入れておいた。
ジャクソン・マリネズ Jackson Marinez
15勝5KO
ドミニカンでこの戦績はきっと筋はかなりいいんだろう。
ザピール・ラスロフ Zapir Rasulov
33勝29KO1敗
ドイツ主戦場のロシア人、なんでもない敗北があるが、KO率の高さが魅力
ジョー・コルディナ Joe Cordina
8勝6KO
リオ五輪英国代表のエリート。ルックスもよく人気が出そう。
イサ・チャニエフ Isa Chaniev
13勝6KO1敗
イスマエル・バロッソに勝って、リチャード・コミーと王座決定戦をすると報じられている。
が、バロッソ戦はダウンありで地味な塩試合であった。実力は謎。
ロマン・アンドリーフ Roman Andreev
22勝16KO
この人にも世界戦のチャンスがあったが、自ら辞退していた気がする。
ジョージ・カンボソス George Kambosos Jnr
15勝9KO
オージー期待の新鋭
エマニュエル・タゴー Emmanuel Tagoe
29勝14KO1敗
ガーナの期待の星。ここで紹介している。結構面白い。
[st-card id=43308 ]孫想想 Xiangxiang Sun
15勝10KO
中国のプリティボーイだそうです。
グスタボ・ダニエル・レモス Gustavo Daniel Lemos
19勝9KO
アルゼンチンの無敗選手
フェリックス・ベルデホ Felix Verdejo
24勝16KO1敗
痛恨の敗北から再起したスター候補
プエルトリカンは伊藤戦のディアスのように打ち合うからそれが仇になることもある。
華のロンドン組だが随分時間がかかってしまったな。まだ25歳だ。これからだ。
デニス・ベリンチク Denys Berinchyk
9勝6KO
ロマチェンコ、ウシク、クヴォジクに続くウクライナトップチームの一員。ロンドン銀メダル。
スイッチ型のケンカファイターみたいなスタイル。ちょっとやんちゃっぽい。
奥さんがロマチェンコの妹だったっけかな。
ロメロ・デュノ Romero Duno
18勝14KO1敗
メルシト・ゲスタはランク入りしててもデュノは入っていなかった。
しかし外せないので入れといた。フィリピンの若き有望株。
スーパーライト級
WSSSに出ている勢力は除きます。
それでも人材の宝庫です。
ゲイリー・アントワン・ラッセル
8勝8KO
最激戦区、王者やWBSSの猛者以外にもプロスペクトがわんさかいる階級で個人的一番評価はこの男、五輪金メダリスを凌駕していた。兄のゲイリー・ラッセルとほぼ同じ。
しかし兄と同じくキャリアが進まず、相手が弱すぎる。無冠の帝王だ。
ホルヘ・リナレス Jorge Linares
45勝28KO4敗
実績、名前は一番だろう。稼げるのでオファーもありそうだ。
4階級目のスーパーライトは猛者ばかりだが、ゲットできるだろうか。
イブス・ユーレッセ・ジュニア Yves Ulysse Jr.
16勝9KO1敗
本気を出せば強い、無敗のセルディンを鮮やかに止めたカナダ人。
身体能力が高い。
マキシム・ダダシェフ Maxim Dadashev
12勝10KO
トップランク期待のロシア人ホープ
元王者に連勝で世界戦も近そう。
しかしそれほど抜けて強いとはおもえなかった。
岡田博樹 Hiroki Okada
19勝13KO
ランク的にはもうどの王座にも挑戦できる位置にいる。
しかし実力的には米国デビューで疑問符がついてしまった。
しかし待てば有利になるわけでもないので勝負の時には行って欲しい。
日本の切り札。
ファビアン・マイダナ Fabian Andres Maidana
16勝12KO
マルコスの弟で名前があるから世界戦も近いか。
アルベルト・プエロ Alberto Puello
16勝9KO
ドミニカの筋のよさそうなホープ。
サブリエル・マティアス Subriel Matias
12勝12KO
スーパーフェザーではなくこっちでランクしていました。
これは強い、みていて楽しいファイターです。
ラテン止まりか世界レベルか。
マリオ・バリオス Mario Barrios
22勝14KO
大柄なのにスーパーフェザーとかでやっていた選手。
ホープとして紹介して長い。
有望だが王座までは・・・
バティール・アクメドフ Batyr Akhmedov
5勝4KO
5戦目でバロッソに勝ってランク入り。
ダウンの応酬はあったようだ。バロッソはいつもそうだ。
リオ五輪トルコ代表準々決勝敗退。たいへんなホープだ。
ショージャホン・エルガシェフ Shohjahon Ergashev
14勝13KO
試合をしたばかりだが、もう一試合、今年だけで5戦目を戦う。
言わずと知れた脅威の存在。SNS等で人気爆発だそうだ。
王者勢も密かに警戒している選手だろう。
マルセリーノ・ロペス Marcelino Lopez
34勝19KO2敗1分
アルゼンチンの32歳。ランカーをエキサイティングな打ち合いで撃破しており楽しい存在。
マティセのような逞しさ。しかしランクはそんなに上がってないな。
アンヘル・ヨマール・マテオ・アリアス Angel Yomar Mateo Arias
21勝18KO
地元で雑魚ばかりだがドミニカでこの戦績は偽物ではなさそうだ。
アルベルト・プエロと戦って欲しい。
シャクラム・ギヤソフ Shakhram Giyasov
6勝5KO
トップ中のトップアマ、ギヤソフはスーパーライトなのかウェルターなのかわからないが
こっちでランクされている。エルガシェフにも勝って五輪行きを決めたっぽい。
近藤明広 Akihiro Kondo
31勝18KO7敗1分
戦績も年齢も厳しいが、リピネッツといい勝負をしたし、ランク的には再挑戦も可能な位置にいる。
ジャック・カテラル Jack Catterall
23勝12KO
もう世界挑戦臨戦態勢でサバイバルでも勝ち抜いているが、小柄で、ジョシュ・テイラーらに比べると
小粒感が否めない。
ホセ・セペダ Jose Zepeda
30勝25KO1敗
脱臼棄権だけで再びのチャンスがないのは気の毒で、最近は勝負に出ている。
しかしスーパーライト級では戦績ほどのパワーを感じない。
リアム・パロ Liam Paro
15勝11KO
オーストラリアのイケメンホープ
アーノルド・バルボサ Arnold Barbosa, Jr
19勝7KO
ホセ・ラミレスっぽさを感じる米国ホープ、ラミレスと同様にマイク・リードを下してサバイバルしている。
対戦者の質を上げて王座戦も近そう。
ジャン・カルロス・トーレス Jean Carlos Torres
14勝10KO
プエルトリカンでこの風貌は強そうな気がする。
バージル・オルティス Vergil Ortiz
11勝11KO
まだ20歳だが、元王者や挑戦者をパワーで圧倒しており末恐ろしい。
正直な打ち合いにはめっぽう強い。かなり有望な選手。
バティザン・ジュケンバイエフ Batyrzhan Jukembayev
14勝12KO
カザフスタン出身カナダ拠点。
ランク入りしてないがかなりのお気に入り。
ウェルター級
米国勢一色の状況が変わって欲しいと願う階級だが
普通に指名挑戦とかが難しくなってる気がする。
ヨルデニス・ウガス Yordenis Ugas
23勝11KO3敗
[st-card id=44235 ]クドラティロ・アブドゥカソロフ Kudratillo Abdukakhorov
15勝9KO
今度、小原と戦うというニュースがあったがどうだろう。
ウズベキスタンで最初に世界挑戦することになるかもしれない。
やや愚直だが屈強なファイター
カーマン・リジャラガ Kerman Lejarraga
27勝22KO
スペインだから軽視していたが、サバイバルを勝ち抜き堂々の王者候補になってきた。
愚直なファイターだが、パワーとタフネスが秀でている。
エギディウス・カバラウスカス Egidijus Kavaliauskas
21勝17KO
リトアニアのフック爆弾。もう世界挑戦資格を得ているが、ターゲットのクロフォードは
コラーゾとかカーンを候補にあげている。彼らより怖い存在なのがこの男だ。
チュラニ・ムベンゲ Thulani Mbenge
14勝11KO
南アフリカのホープ。ディエゴ・チャベスを倒して注目された。
次戦はメキシコのベテラン、ミゲル・バスケス
ジャマル・ジェームス Jamal James
24勝11KO1敗
今調子よく乗っている米国の有望選手。188センチの長身が武器
[st-card id=14715 ]ミカエル・ズースキ Mikael Zewski
32勝22KO1敗
コンスタンチン・ポノマレフに敗れて無敗ホープから落ちたが、これだけキャリアを積んでいるので
一回くらいは世界戦のチャンスが欲しい。
アレクサンダー・ベスプーチン Alexander Besputin
11勝9KO
全階級で一番注目しているホープかもしれない。超人のごとく速い。
まだキャリア不足かとおもいきやWBAでは一位なんだな。しかしサーマンやパッキャオが相手にするとはおもえない。
今度、カバラウスカスに迫ったアブレウと戦う。
コナー・ベン Conor Benn
13勝9KO
ナイジェル・ベンの息子で正直に強いが、曲者には苦戦する。
ジョシュ・ケリー Josh Kelly
8勝6KO
英国のリオ五輪代表。風貌もスタイルも華がある。
なんとか大事に育て世界王者にしたいだろう。
才能まであるから申し分ないけどこの階級は厳しいぞ。
セルゲイ・ラブコビッチ Sergey Lubkovich
9勝7KO
ケリーがイケメンならこっちもなかなかのイケメンで
なおかつよりスケール感がありそうだ。
ラズハブ・ブタエフ Radzhab Butaev
10勝8KO
453勝9敗、KO勝ち出来なかった試合は全て負けだとおもっている。
俺より速いボクサーをみたことがない。
この男もやばいなぁ。
ラシディ・エリス Rashidi Ellis
21勝14KO
快速で痛快なファイトをする米国ホープ。
[st-card id=9670 ]
カスティオ・クレイトン Custio Clayton
15勝10KO
カナダ発ロンドン五輪代表。3回戦まで進んだ。
風貌には風格がある。
バクティヨール・ユーボフ Bakhtiyar Eyubov
14勝12KO
ゴロフキン以降、プロではカザフスタンはやや大人しい。
ウクライナ、ウズベク、ロシアの方が目立つ。
168センチとあるから爆弾だろう。
屈強そうだなとしかいえない。
ザンコズ・ツラロフ Zhankhozh Turarov
22勝15KO
同じくカザフスタン。ロシアと米国が混ざったようなファイトをする。
米国進出したがそこからキャリアが進まず今年は試合ゼロ。大丈夫か。
ランク入りはしていない。
アミール・カーン Amir Khan
33勝20KO4敗
徹底的にケル・ブルックを挑発しては逃げ、お金を釣り上げてる?
テレンス・クロフォードから5億円のオファーを受けた。
集中して12ラウンド、ダウンせず戦い抜けばひょっとするとおもう才能だが
必ず捕まりダウンする。もう終わりなのかもう一花咲かせるのか。
カーンも31歳、時は流れる。
ジョバンニ・サンティリャン Giovanni Santillan
24勝14KO
米国でややローカル臭漂うが、無敗で勝ち抜いているからにはホンモノだろう。
スーパーウェルター級
元王者や挑戦者はなるべく省きました。
そういう立場の人が世界再挑戦をしそうですが。
昨年は猛者揃いでしたが、随分落ち着いた印象です。
セルジオ・ガルシア Sergio Garcia
28勝13KO
スペインなのでわかりにくいが、堂々の戦績とランキング。
普通に挑戦が敵う王者が今はいない気がするが。
マゴメド・クルバノフ Magomed Kurbanov
16勝11KO
チンピラ兄貴のような風貌でもまだ23歳。
総合力の高いパンチャーだったが、体格の壁か最近は判定が増えている。
元々バンタム級のジュニア王者だったから小さいのだろう。
ブライアン・カスターニョ Brian Carlos Castano
15勝11KO
WBAの王者だがスーパー王者がいるので影が薄い。
エリスランディ・ララとの試合も決定していない。
イスライル・マドリモフ Israil Madrimov
1勝1KO
当然まだランク入りはしていない。ウズベキスタン発のトップアマ
WSBで最優秀選手だったそうだ。アーロン・ロペスに連勝してるのがすごい。
カルロス・アダメス Carlos Adames
15勝12KO
ドミニカ人だが米国拠点のトップランク所属。たぶんトップアマ。
クロフォードとのスパーリングを観たことがあるが本人はやってもいいと言っている。
キュセイン・バイサングロフ Khuseyn Baysangurov
14勝12KO
ロシアのミステリアスなトップアマ。KO率もミステリアスだ。
井上岳志 Takeshi Inoue
13勝7KO1分
遂に本人側からムンギアへの挑戦が発表された。
いわゆる日本人としては、かなりマッチョで屈強で頑丈な選手だとおもうが
それが世界でどこまで通用するのか注目。
テッド・チーズマン Ted Cheeseman
15勝9KO
英国のトップアマ。名前と風貌で強そうにはみえないがチーズの下地はしっかりしている。
バクラム・ムルタザリエフ Bakhram Murtazaliev
14勝11KO
まるで小さなアーサー・ベテルビエフのよう。詳しい来歴は知らないが恐らくロシアのトップアマだろう。
コバレフと同じ環境で練習していた。
セバスチャン・フォーメラ Sebastian Formella
19勝10KO
ドイツの31歳。このくらいの階級からドイツにも強いのがいるはずだ。ドイツじゃ小柄か。
ハナティ・シラム Kanat Islam
25勝20KO
自分がみたランキングからは消えていた。
今年は一試合もなし。何かあったかな。
ブランドン・クックに初黒星をつけたが、ムンギアの方が圧倒していた。
貴重なアジア系ホープにしてトップアマの裏付けもある選手だが近況が心配。
ジェームス・メトカフ James Metcalf
18勝10KO
よくわからないが、英国人でこのルックスと戦績なら人気がありそうだ。
ウェルター級近辺はまだランク入りしていない五輪組なども無視できないのであわせてどうぞ。
[st-card id=22481 ] [st-card id=23006 ]おもっていたより疲れる、大変な作業でした。
しかし2019年を楽しむには有意義で、昨年とは様相が多少変わっている気がします。
やはりスーパーライト級、ウェルター級が激戦区。
見つけた怪物君はいません、いやいます。
お気に入り君ということで
サブリエル・マティアス
ショージャホン・エルガシェフ
シャクラム・ギヤソフ
バティザン・ジュケンバイエフ
アレクサンダー・ベスプーチン
セルゲイ・ラブコビッチ
ラズハブ・ブタエフ
マゴメド・クルバノフ
ロシア圏だらけになってしまいました。
彼らが挑戦でも叶う年になるといいですね。
To Be Continued