Sフェザー注目の一戦が迫ってきています。
ジェルボンテ・デービス、これジェスリル・コラレスよりいいサウスポーだとおもってるんですが、私の眼は狂っているかな。
でも、王者の底力を見せて欲しいとおもっていたりします。
これぞ、ザ・世界Sフェザー級タイトルマッチ
ほとんど、帝拳HPからの引用となりますが・・・
ホセ・ペドラサ
「デービスはストロング・キッドであり、イキが良く素晴らしいレコードを持っていますが、まだ私のレベルには達していません。フロイド・メイウェザーがプロモーターとして契約していることは知っていますが、彼も同じように無敗のレコードを持っています。私はメイウェザーに初黒星を付けるかのような気持ちで試合に向かいます。デービスは万能型のボクサーであり素晴らしいほどの才能を持っています、スピード、パワー、そして若さを前面に出し挑んでくるでしょう、勝利にも飢えており全勝のチャレンジャーではありますが私はこうした挑戦者と戦えることを嬉しく思います。そして本物の世界チャンピオンとリングの中で相まみえることがどういうことになるのか教えたいと思います。彼がリングを降りる時、キャリア初の挫折を味わうことでしょう、この試合を制するのは私です。」
私はメイウェザーに初黒星を付けるかのような気持ちで試合に向かいます。
いいですねぇ。
やりたくともできないメイウェザー
ならば彼の秘蔵っ子を叩きのめすのみ。
プエルトリコではフェリックス・ヴェルデホの方が人気も期待値も高いような印象ですが、ペドラサも五輪代表であり世界選手権では銀メダル。
ロマチェンコが唯一敗れた、アルバート・セリモフに勝ったこともある。ロマチェンコも雪辱してますが。
セリモフは未だトップアマでリオ五輪にも出てました。
内山と負傷で引き分けたマイケル・ファレナスをユナニマスで下し世界上位に来たころから意識してましたが、順当に王者になるものの日本人とは無縁。
防衛戦ではパッとせず苦戦も多いですが、やはりアマ仕込みの卓越したテクニックでポイントゲームに強いところを見せている。
スタイルはスイッチヒッターの万能型テクニシャン。指摘すべき欠点はない。
同じスイッチヒッターのクロフォードに比べると決定力に欠け、ロマチェンコに比べるとテクニカルで劣るという感じか。
やや細身なのでパワーレスな感じで、そこが豪快なヴェルデホとの人気差だろうか?
コンビネーションで放つボディ打ちも上手いです。
スイッチヒッターだが、右が基本かな。
対するジェルボンテ・デービス
16勝15KO無敗とほぼ完ぺきレコードです。
リオ銀のシャクール・スティーブンソンと練習してるんだな。豪華。
大盛りトンガリヘアーの分だけシャクールの方が背が高いな。
これまた、欠点を指摘しにくい。スピードと勘に優れタイミングが抜群のサウスポー。パワーも十分。
小柄なので距離が近くややフッカー傾向か。コンパクトなストレートも申し分ないが。そしてやや顔面狙い傾向かな。マイケル・ファレナスより完成度が高いだろうな。
デービスもまた、トップアマ出身で敗戦の記録が見当たらない。
Joet Gonzalezというこれまた全勝ホープにアマで負けた記録があるがDQとあるので反則負けである。
しかしデービスの記録は米国内のものばかりで国際的なものは不明。
まだ22歳なのでその前にプロ転向したのだろう。
これだけの逸材に対しても
アマチュアでは200勝を超えると言われるデービスですがプロでは9ラウンドを1度、6ラウンドも2度経験、他の試合は序盤で終えておりアメリカの関係者の中でも試されていない部分が多いという声は少なくありません。
だそうだから本場のレベルは高いなぁ。
日本だったら10戦程度で世界だろう。
お互いにとってプロで過去最強の相手であろう組み合わせですが、予想は判定でペドラザ、KOでデービス。
応援はペドラザ。
技術戦はお手のものだが、ややスタミナや相手の強引さに手を焼く部分のみえるペドラザ、そこだけは十分気をつけてください。
デービス級の選手がわんさかいる舞台で凌いできた今年28歳のペドラザのキャリアに期待します。
自分も仮想メイウェザーに勝って溜飲が下がる想いを堪能したいだけかもしれませんし年寄りを応援したいだけですが。