週末、以前は試合が活発だったエマニュエル・ナバレッテの試合があります。相手は同国のエドゥアルド・バエズ。ナバレッテより長身でタフなファイターでライーセ・アリームに苦戦を強いたメキシカンだが、勝負論的には揺るぎない気がするが、前座に興味深い試合があります。
オマル・アギラーVSリンドルフォ・デルカド
オマル・アレハンドロ・アギラー 24勝23KO 23歳
ド派手な戦績の端正な若手メキシカン。戦績はすごいが相手レベルが低く、最大の勝利はかつてのランカー、ダンテ・ハルドンを初回KOしたくらいか。しかし、正統派で体格もよく華もあり、大器のムードはプンプンします。
リンドルフォ・デルカド 15勝13KO 27歳
こちらはメキシコのアマチュアエリート出身でリオ五輪代表。五輪ではライト級で出場したアムナットを破っている。アマの重鎮、ラザロ・アルバレスと何度も戦っている。最近まで全KOの快進撃だったが、パンチャーというよりはテクニシャンか。中米・カリブ海大会銀メダリスト。
両者合わせて39勝36KO無敗、無敗のメキシカン同士の激突です。
ライアン・ガルシアやテオフィモ・ロペスばかりが話題のSライト級ですが、こういう勢力もあるのがこの階級の魅力です。勝者総取りの激突になるだろう。
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