先日の興行で一番驚いたのは、タンクのノックアウトでもマティアスの陥落でもなくこの男でした。しかし調べてみても詳細はよくわかりませんでした。
ゲイリー・アントワン・ラッセルを高く評価していたからでもありますし、実際試合はラッセルの勝ちかなぁとおもいました。常に攻めていたからです。しかしパンチの精度はプエジョの方が高い。
114-113
115-112
109-118
ですからね。メチャクチャや。
プエジョやるなぁ、とおもったらセコンドにイスマエル・サラスがいました。やるなぁ、おやじさん・・・
本名 アルベルト・プエジョ・カルデロン
通称 La Avispa(スズメバチ)
階級 スーパーライト級
身長 175cm
リーチ 180cm
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
誕生日 1994年7月22日(29歳)
23勝10KO
サウスポーの深いスタンスから長い腕がムチのように伸びてきます。ディフェンスもフットワークもポジショニングもいい。アントワンは兄貴と同じで速いけどリーチが短いのでやや距離が近い。アントワンの打ち終わりや合間に左ストレートのタイミングが鮮やかでした。長い腕から放たれるアッパーも巧みです。
BoxRecで確認できるアマチュアでは4勝5敗ですが、最後の相手がキューバのロニエル・イグレシアスなので、ドミニカではトップアマだったのだろう。
南米の怪物、サブリエル・マティアスが陥落しちゃったとおもったら、ドミニカからアルベルト・プエジョが王者になりました。
でもこの王座はWBCの暫定か、正規はデビン・ヘイニーですが、どうなるかわかりません。
KO率は高くないし、ロープを背負うファイトが多いので、判定、接戦型の選手かもしれませんが、才能はすごいな。負けにくいタイプといえるかもしれません。
WBC デビン・ヘイニー
WBA イサック・クルス
IBF リアム・パロ
WBO テオフィモ・ロペス
ですが、Sライトもまた、色々と動きがありそうです。